その後、玉森とは解散しあなたがどうしてもアップルパイが食べたいって言うから気に入ってるケーキ屋でアップルパイを買う。
あなたがアップルパイを買う理由はもう分かっている。
俺とあなたが喧嘩をした時、決まってどちらかがアップルパイを買ってきてコーヒーをいれて2人で飲むっていうのがお決まり。
今日は喧嘩はしてないけど……
あなた的に俺に気を使ってるんだろうな。。
それにしても……
幼なじみが玉森だったとは……。
アップルパイを買って俺の家に戻る。
俺は何も言わずにコーヒーを入れにキッチンへ向かう。
全部バレてる。
無理して笑ってたことも。
相手が玉森だって分かってからソワソワしてたこともあなたにはバレてる。
泣きそうな顔になりながらそうあなたを見てコーヒーカップを手から滑らせ落として割ってしまった。
ガシャン!!!!
割れたカップなんてどうでも良くてあなたの腕を引き抱き寄せる。
そういって強く抱き締め返してきたあなたの目には本当に涙が浮かんでいた。
あなたの前ではやっぱりかっこつけちゃうな~~~俺も。
俺は大丈夫だから!!
なんて言ったけど内心は明日からどうしよう、
そればかりが頭から離れない。













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!