目が覚めると見知らぬ天井
体を皇后崎に預けてからの記憶がない
背中はふかふかしている
体を起き上がらせようとする
頭が、体が痛い
そうか、それは皇后崎に迷惑をかけた
ベットに体を預ける
さっきまで寝ていたはずなのにまた眠気が襲ってくる
あれから何時間経ったのだろう、外はオレンジ色になっている
ぼやけている目を擦り、ベッドから起き上がる
そう呼んでみると反応はない。
周りを見渡すと皇后崎が寝ている
窓は空いており外から吹く風で皇后崎の髪が揺れる
ふと、髪を撫でてみたくなる
そーっと、そーっと手を伸ばして髪を撫でようとする
刹那、パシンと手を掴まれる
起こしてしまったようだ
そういうと手が解放される
皇后崎も起きたのでよいしょと立ちあがろうとする
風邪ということを忘れてた
うまくバランスが保てなくて倒れそうになる
すると手の方に引っ張られる
頭上から声がする
皇后崎は病人にも厳しい
なんだよこいつ
前言撤回。なんか今日ちょっと優しい
あれ、ちょっと待て
その前に私は今どうなっている?
身長的に皇后崎の声が上から聞こえてくるのは仕方がない
だが圧倒的に声が近いし、なんかあったかい…
上を見ると皇后崎の顔面
前を見ると皇后崎の胸板
全てを察した
今私は抱き寄せられてるのであろう
急いで皇后崎から離れる
するとカーテン越しから四季君の声がする
そういうとカーテンを除く四季君
急いで荷物を持ち逃げるように保健室から出る
急な四季君到来に感謝する
熱というものはものすごく恐ろしいものだ
どれもこれも熱のせい
私の顔が赤いのだって、
皇后崎の顔が赤く見えたのだって。
全部全部熱のせいなのだ
早速閲覧数200越えありがとうございます!!😭













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!