えっと、、、ただいま午後7時半でして
庭でBBQの準備をしています
まぁほとんど終わってるんだけど
「あとは私何やればいい?」
ヒロ「だいたいもう終わってるからうり呼んできてほしい!」
「わかった!!」
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コンコン
「うり〜入るよ?」
..........
返事がない
寝てるのかな?
ガチャ
「ん、、暗」
電気消えてるってことは寝てるのか
えっと、、、電気のスイッチは、、、
あった!
カチッ
うり「zzz...」
やっぱり寝てた
「うり〜朝だy、、、朝じゃないけど起きてぇー」
「ご飯の時間だよ。今日BBQだから」
いくら呼びかけても反応がない
「はぁ、、、」
小さなため息をつく
それにしても、、、ほんとに綺麗な顔
髪の毛に手を触れるとすごくサラサラしていた
うりの顔を覗くようにしてよく見てみるとやっぱり綺麗な顔がそこにあった
「かっこいいなぁ」
私の口から咄嗟に出てしまった言葉
その言葉に反応するかのようにパチッと目を開けた
ーーーーーーリライトうりーーーーーーーーーー
寝ている時にすぐ近くでボソッと「かっこいいなぁ」って聞こえた気がした
目をゆっくり開けるとそのにはあなたの顔があった
「ッ!//////」
あなたも俺が目を開けたのに気がついて頬を赤らめている
あなた「えっと、、、、あの、、、、」
あなた「ああ、、、えっと、、そうだ!BBQ!!」
あなた「今日の夜BBQで用意できてるから来てね!」
と早口で言って帰ってしまった
えっ、、
動揺が隠せない
顔がものすごく近かったんだけど
キス、、、しようとしてた?
まっさかぁ〜
でも、、、あるかも、、、
えっ////////////
そう考えた瞬間顔がもっと熱くなった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。