やっとついた。式典会場から寮まで遠すぎだろ!?
歩き疲れたし、部屋についたらすぐ寝よう。俺の部屋は176号室か…
中に入ると、ルームメイトがいた。そいつは身長がとても高く、明るそうな人間だった。
こいつは礼儀正しいやつだ。だが、なぜかあいつの笑ってる顔は裏があるようで怖かった。まぁ、こいつと同じ部屋なら安心だろう。
こいつ、とても賢い。それに勘が鋭い…こんなやつ初めて見た。
なんだと!?俺が6人目…あと5人もいるのか。2人はわかるが、あと3人は誰なんだ…
あっ…やらかした。こいつに本性見せてしまった。まぁ、いいか。
あの女がリドル・ローズハートの娘だとは、意外にも程がある。ルールに厳しすぎる国王として有名だが、あいつの雰囲気からは感じ取れなかった。オーラ的なものを魔法で消して悟られないようにしているのか?…
あの気の弱そうなやつが王女か…でも、なぜかあいつの気配は平民なんだよな…どういうことだ?…
オアシス王国は熱砂の中心に位置する国だな。貿易相手国の1つではあるが、あまり親交がなかったような気がする。これで6人。自分の本性や性格がバレないように仮面をつけなければならないな。もしそいつらと喧嘩をしたら、王国問題になってしまい戦争が起きてしまう可能性がある。あーなんて人生というものは不公平なんだ。この学園に来てから、頭を抱えるようなことしか起きていない。
今日1日をとても長く感じた。早くこの学園生活が終わらないかな…















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。