「一生一緒」
彼と俺はそう誓いあった仲だ。
どんな時でも彼は俺を信頼してくれていて、俺は彼を見守っている。
俺と北斗は、他にはない、特別な関係だったと思っている。
北斗とスタッフさんの騒動があった時、俺はスタッフ側についた。
...というか、騒動が軽く済んでくれるなら無理にスタッフさんを責めないでメンバーに謝罪させればいっかーなんて軽く考えてしまっていただけだけど。
でも実際、北斗は謝らなかった。
それを皮切りにスタッフ側VS北斗側で内輪揉めが発生してしまったんだ。
その時すごく後悔した。
「一生一緒」
約束、破っちゃったなって。
樹がふとそう聞いてくる。
樹は最初から薄々気づいてたんだろう。
俺が最初からスタッフさん側にも北斗側にも付いていなかったことを。
北斗を責めたかった訳じゃなかったんだ。あの時も。
「SixTONES」というグループが守られるならそれで良かった。
だって、「一生一緒」の約束を守る為には、必要不可欠な場所だから。
だから、守ったのに。
お見舞いに行っていいか慎太郎に聞いた時、
断られた時
良かったって安堵する自分がいた。
正直行って会いたくなかったから。
あの繊細な子が、壊れるのを見たくなかったから。
記憶喪失と聞いて何度安堵したことか。
北斗にとって辛い記憶なら思い出さなくていい。
例えそれによって俺が忘れ去られてしまっても、俺はそれでいいと思えた。
あの日の発言を何度後悔したことか。
だから俺は決めたの
俺が近づいた所で北斗は変わらない。
変わらないだけならまだしも、もっと悪化させうる可能性がある。
俺はそれが嫌なんだ。
だから、
心の中でずっと北斗を想ってる
それでいい
それだけで、十分だから。
.....だから俺は北斗の味方にはつかないよ、慎太郎。
初の髙地視点でしたね...!
ここで私の考察が入るので見たくない方は飛ばしてくれても大丈夫です。
ゆごほくって本当に特別なペアって感じしませんか?
お互いが言葉にしないけどお互いを想いあっている感じが他とどこか違くて好きなんですよね。
(別に他のペアが想いあってないと言いたいんじゃなくて、想いあってる中でも空気感が違う、という意味です🥲)
一見すると北斗くんが弟ムーブを出していて北斗くんからの愛が重いように見えるゆごほく
でも実際は髙地の方が「一生一緒」という言葉に縛られてそうだなっていう私の独断と偏見とイメージによってこのシーンが作られました...笑
何者にも執着を見せない髙地が唯一執着したのが北斗くんという感じがするんですよ、ゆごほくエピを見てても。
まぁ何が言いたいかというと
このシーンは髙地くんの1万字を見て書くのを決めました☺️













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!