―nanamori side―
『ふわぁ……』
な「あ、あなたちゃん起きた」
『おはよぉ〜…』
な「あ、うんおはよ〜」←超絶スマイル
『ころちゃ〜ん♡ギュッ』
んん??待て待て待て?えっと何この状況…
えっと…①あなたちゃんが起きた
②ころちゃんと言いながら俺に抱きついてきた
うん、多分寝ぼけてるな
『ころちゃん…好きぃ…zzz』
普通に両思いじゃん!!
え、なんなの?!お前ら早くくっ付け!
そして爆発しろぉ!(キャラ崩壊)
な「俺も眠くなったから寝よっかな〜……zzz」
・
・
・
次に俺が起きたのは何か物が落ちたような音がしたから
ガチャッ
??「え……?」
ボトッ…コロコロコロ…
な「ん……?」
な「ふわぁ……誰〜?おはよう…」
ガチャンッ バタバタバタッ
な「え?誰だったの?」
えぇぇぇぇ?!
誰なんだよぉぉぉぉ!!
あと、なんかやらかした感があるのは俺だけ?!
な「えぇ〜…」
『ん……おは、よ……?!』
バッ
『ご、ごごごごごめん!!』
あ、そういえば抱きついたままだったな…
え、もしかして…もしかして?!
―anata side―
『本当にごめん…///』
な「いやいや、全然大丈夫だからっ!」
な「あなたちゃん寝ぼけてたしね」
『なーくんありがと〜♪』
な「あ、そうそう俺も寝ちゃってたんだけどね〜…もしかしたらころちゃんがy」
ガチャッ
ジ「あなたちゃぁぁぁぁん!!」
ギュッ
『わぁっ!!』
な「ジェルくんタイミング悪い…」
ジ「えぇ?!」
『あぁ!!今、何時っ?!』
さ「今?今は8時半だね」
『えぇ?!』
やばっ!普通に門限過ぎてた……(´;ω;`)
り「あなたちゃんの親にはころちゃんが言ってたから、大丈夫だよ〜」
こ「うん……」
『??…大丈夫?元気ない?』
る「もしかしてあなたちゃんの風邪移りましたか?」
『えぇぇぇぇえ!ごめんんんんん!!』
こ「いや、大丈夫だから」
『あ……そっか』
ジ「折角やからあなたちゃんも泊まらして貰ったらええやん!」
『ん?も…?』
さ「そうそう俺らももう遅いし泊まるかーってなったからww」
『あ、そうなのww』
『じゃあ、泊まらせて貰おっかな〜いーい?ころちゃん?』
こ「……………………。」
『ころちゃん??』
こ「えっあっなんだったっけ?」
『私がこのまま泊まらせて貰っても良いかって話』
こ「あ、うんいいよ……」
ピトッ
こ「…?!?!?!///」
『うーん熱は無さそうだね…』
『体調悪かったら言ってね?』
こ「う、ん……///」
り「あなたちゃんって意外と大胆?」
『ん?何が?』
な「なんでもないよww」
『あそうw』
『てか、なーくんってさっき思ったんだけど良い匂いするよね〜♪』
な「えぇ〜そう〜?」
『うんうん!』
ジェさと「ん?」
るぅりーぬ「さっき……?」
『……あ。』
な「…はぁ……」
こ「……………」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。