第86話

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2019/08/01 23:07


次の日の仕事は


社長室での部長たちの会議だった。




営業部の部長の旦那さんと
今日初めて合わす顔。








コンコンコン


部長たちが5、6人入ってきて、

その中に彼もいた。





ミンギュ
ミンギュ
おはよう
部長さんたち
おはようございます
ミンギュ
ミンギュ
じゃあ、腰掛けてもらって、、
始めようか
部長さんたち
はい




みんなが座っていく中、

彼は私のところへ来た。






シュア
シュア
あなた、おはよう
U
U
お、、おはよう
シュア
シュア
昨日はごめんね、、
帰れなくて、、
U
U
全然、、大丈夫、、




あの家に昨日は誰も帰らなかった。







シュア
シュア
あの、、さ、、
ミンギュ
ミンギュ
あなたさんお茶もらえる?
U
U
あ、はい
しゅあ、、ごめんね、またあとで
シュア
シュア
わかった、、





給湯室に行って、待つ間

少しほっとしている自分がいる。






ふー っと深呼吸。



U
U
はぁーー  っ



とため息。




スンチョル
スンチョル
おつかれ?
U
U
え、、え?
U
U
お、、おはようございます、、?
スンチョル
スンチョル
遊びに来ちゃったㅎㅎ
U
U
朝から、、ㅎ
ダメじゃないですかㅎㅎ
スンチョル
スンチョル
そりゃ、昨日家に帰らなかったんだから
ため息出ちゃうよね〜
U
U
な、、なんでそれを、、、!
スンチョル
スンチョル
ジョンハンと同期だからねㅎ
電話すればあの人言うからㅎㅎ
スンチョル
スンチョル
で、旦那が今社長室にいるんでしょ?
U
U
は、はい、、、
スンチョル
スンチョル
頑張ってねㅎ





彼も意地悪だけしに来て、

本当は仕事の用事でうちに来ていた。








紅茶をテーブルに置いていく。






U
U
失礼します
部長さんたち
ありがとうございます
U
U
どうぞ
部長さんたち
ありがとうございますー
U
U
失礼します
シュア
シュア
ありがとうㅎ
U
U
いいえㅎ






やっぱり彼を見ると


自然に笑みがこぼれる。








U
U
社長はコーヒーで良かったですよね?
ミンギュ
ミンギュ
うんㅎ
ありがと
U
U
はーいㅎ





彼の表情が一瞬、、、、。












1時間くらいで会議は終わり

オフィスの外で話をする。





シュア
シュア
昨日さ、、
U
U
あ、昨日ね、私も家に帰ってないの


事実だけは言っておかないと。



シュア
シュア
、、そっかそっかㅎ
1人かと思って心配したㅎ




心配されても困る。





すると遠くから





ジョンハン
ジョンハン
あなた、忘れ物、、、、
U
U
あ、、おはようございます
ジョンハン
ジョンハン
あ、、旦那さん?
U
U
そうです、、
シュア
シュア
おはようございます、、
ジョンハン
ジョンハン
これ、、忘れてたよ



渡されたのは


化粧ポーチ


U
U
すみません、、
シュア
シュア
それってさ、、
泊まってたも同然だよね、、
U
U
そっちだって、、、
ジョンハン
ジョンハン
あなた、社長が呼んでるよ
U
U
あ、、はい



社長室に急いでもどる





本当は呼ばれていないのに。








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ジョンハンside




彼女が社長室に戻って

廊下に他人がふたり。




ジョンハンさん
ジョンハンさん
どうも
ジョンハンさん
ジョンハンさん
昨日はそちらの奥さんを
お世話させていただきましたㅎ


意地悪すぎ?



あなたごめんね




シュア
シュア
それはどうもㅎ
シュア
シュア
香りが変わってると思ったら
そうゆうことだったんですねㅎ
ジョンハンさん
ジョンハンさん
彼女にはいつも遊んでもらってますから
シュア
シュア
それはよかったですㅎ
ジョンハンさん
ジョンハンさん
そちらだって、昨日見ましたよㅎ
違う奥さんをお世話しているのㅎ
シュア
シュア
あれは、、違いますよㅎㅎ





こら、逃げるな






同じ会社の女だった


外で一緒に手なんて繋いでたから

彼女が見たらどうなるかってくらい
緊張していた。









ジョンハンさん
ジョンハンさん
あの、、彼女、、
もらいますよ?
シュア
シュア
ははっㅎ
それはできませんよㅎ
ジョンハンさん
ジョンハンさん
できたとき、どうなるか
やってみましょうかㅎ
シュア
シュア
それは、、、ㅎ






彼に逃げ道はない。




そう思っていたが




















シュア
シュア
どうぞ
僕も気になるんで、、ㅎ








相当自信があるようだ。









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