JAMの歓声は、いつ聞いてもうるっとくる。
活動再開後、初めてJAMに会った。
戻ってきたよ。ただいま。
ここから青空は見えないけど、確かに俺らは、一直線に並んでいた。
泣きたかったら、泣けばいい。
逃げたかったら、逃げていい。
でも、諦めちゃだめだ。
輝くペンライトは、虹よりも美しい。
星みたいにキラキラしていた。
幼い頃、7月になるたび聞いた織姫と彦星の話。
夜にならなきゃ、天の川なんて見えない。
夜になるから、二人は会うことができる。
苦しい夜にしかない出会いが、苦しい夜を1年耐えたからこその出会いが、今日もどこかに、きっとある。
だんだんと迫る身の危険に、気づかなかった。
想像していたよりもずっと近くに、あの男はいた。
「Go to the Top 〜悔やんだって、羨んだって、11人で〜」完結













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。