《前回のあらすじ》
配信者と対決し無事勝利を決めたあなた
みんなに囲まれ焦っているあなたの前に灯織という青年が現れる 果たしてあなたとどんな関係にあるのか?
物語はそこから始まる
なんでそんなに元気なんだよ 普通あの勢いで転けたらこんなペラペラ喋らないでしょ
変態って怖いな・・・・
そう思っていると向こうからバタバタと足音が聞こえた
そう言うと二人は取っ組み合いの大喧嘩をし出した
みんな、ギョッとした目で見ていた
・・・・・頭が痛くなってきた
千春や拓磨は喧嘩を仲裁しようとしてくれたが
拓磨の顎に雪乃の拳がクリーンヒットしてた
今度はサラが千春の腹部に右フックを決めたようだった
二人とも身体的ダメージと心のダメージで今にもメンタルが瀕死状態になりそうである
まだまだ喧嘩が止まらない二人の元に遅れてきた涼が来た
もはや、もう可哀想である
ただでさえ低レベルの喧嘩で呆れていたのにそれをみんなの前でやるなんてもはや怒りを通り越して恥ずかしくなってくる そしてますます頭が痛くなってきた
私は未だに喧嘩している二人の元に行き、話し掛けた
雪乃達が怒られるようなことをしたのを自覚しているのだろう 横一例に正座したのを見て私は腕を組み話し始めた
私は右手の拳を握りしめ“問題児”達の方に歩き出した
ポカーン!!!
ポカーン!!!
ポカーン!!!
ポカーン!!!
ポカーン!!!
足元を見てみると玲奈ちゃんが私の足をギュッとしながら涼達の方を不思議そうに見ていた
しまった、説教に夢中になって玲奈ちゃん達のことをほったらかしにしてしまった・・・・
みんなの方を見ると呆然としてたりキョトンとしてる人が多かったので慌てて謝った
私は玲奈ちゃんを抱っこしたら玲奈ちゃんは嬉しそうに足をパタパタしていた 可愛い
すると、いず君が話し掛けた
なるほど、涼のことは知ってるということは最初に起きたのは涼だったのか
私は雪乃達の方を向いて言った
すると突然
涼がポーズを決めながら叫んだ
一体これから何が始まるというのか
そしたら雪乃達も悪ノリし出して
ビシィィィッ!!!
(6人が決めポーズをとっていると思ってください)
その時A組はというと
(すごい個性的な人達/奴らが来たな・・・!!)
ちなみに、玲奈ちゃんは
と手を叩きながら喜んでいた 可愛い過ぎる
私は玲奈ちゃんを下ろすと未だ気を失っている配信者を縛っている物を掴み引きずりながらみんなの方を振り返りながら言った
私は前を向き歩き出し、みんなから5m離れた場所に止まった 話されてる内容を聞かれない為だ いったんコイツを縛っていた術式を解き、マジカルペンを出し一振りして椅子を出した
配信者を座らせそのあと逃げないように再度術式をかけた
シュルシュルシュル ビシィィィッ
あとはコイツが目覚めるのを待つだけだ 私はマジカルペンをもう一度振り椅子に座って待った
しばらくすると気がついたのか配信者がゆっくりと瞼を開けた
パチンッ(指を鳴らす音)
すると透明な帳がドーム状に私達を包んだ
なんと、いつ来たのか玲奈ちゃんが険しい表情をしながら立っていた
するとニタァと気味の悪い笑みを浮かべながらこう言った
・・・・コイツは悪魔だ
そうじゃなかったら自分達の欲求だけの為にこんな小さな子供に痛く苦しい経験をさせて挙句の果てには両親を惨殺するなんて人間がすることじゃない
人の皮を被った悪魔だ 私にはそう見えた
私がその所業に嫌悪感を抱いてると玲奈ちゃんの様子がおかしいことに気づいた 玲奈ちゃんの周りに起きる筈がないのに風が渦巻くのを感じた 玲奈ちゃんは怒りと憎悪を剥き出した表情で配信者を睨みつけながらこう言った
ゴロゴロゴロ ビシャーン!!!
ザァザァザァ
ビュオオオオオビュオオオオオビュオオオオオ!!
ここのフロアには窓がない
でもまるでそこに窓があるかのように強く聞こえた
周りを見てみると雪乃達が突然の大嵐に戸惑いを隠しきれてなかった このままではみんな助からないそう思った私は玲奈ちゃんに話し掛けた
そう言うと玲奈ちゃんが泣きながら振り返り
まずい、完全にパニックになっている
このままじゃ個性の使い過ぎて玲奈ちゃん自身にも危険が及んでくる
最終手段として私は玲奈ちゃんの近くに行きあまり強くしないように手刀を入れた
トン
私は玲奈ちゃんが倒れる前に抱き止めた
するとあんなに激しかった音も徐々に落ち着いてくるのが分かった なるほど、玲奈ちゃんは“天気を操ること”が出来るのか なかなかの異能力だな・・・
私は防音壁を抜けると向こうから千春が来た
玲奈ちゃんを千春に託し私は配信者の方へ向かった
配信者はさっきあんなことがあったにも関わらず不服そうな顔をしながらこう言った
私はため息をつきながら言った
私は立ち上がり配信者の前に来て
クイッ(配信者の頬に触れながら顔を上げる)
バチッ(目が合った音)
上手くかかったか確認する為私は話し掛けた
私はさっきした質問をもう一度した
私は無意識のうちに配信者の肩を掴みながら
はる姉を裏切った癖に!!私から何もかも奪った癖に!!
自分の心に黒い感情がドロドロと溢れ出てきてどうにかなってしまいそうだ 自分がここまで感情的になったのは久しぶりのことだった
しかし、配信者の答えは
明らかに絶望に等しい答えだった
私は魔法を解除しようとした時、突然配信者は話し出した
パチンッ(指を鳴らす音)
私は配信者の椅子を消して縄をきつく縛り、もう一度指を鳴らすと防音壁がヒビが入り粉々に砕けた
こうして、あなたは配信者を引きずりながら固い誓いを胸に刻み雪乃達のところへ向かったのであった
次回 玲奈と3つの選択
こうご期待!!























編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。