第12話

猟犬の仕事と突然の出来事
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2025/07/24 11:41 更新
卒業から一ヶ月

11月7日

私は猟犬の異能技師による生体手術を受け常人の数倍の身体能力を手に入れ、異能力を使っても体の動きが鈍くなる事が減った
今はとあるビルで任務中だ
なんかこのビルに爆弾があるとか無いとかで爆発物処理班が入ってたけど










一ヶ月も猟犬にいれば仕事も慣れるものだ
爆破犯を捕まえたり大人数の強盗犯を制圧したりテロ組織の構成員を逮捕、異能犯罪者の確保などなど

時に暗殺任務もこなす
普通の警察とは似ても似つかない仕事ばかりだ
今回は殺人強盗犯がこのビルにいるとの情報を受けたが期待はずれだった
さっき輝子さんからその犯人を確保したと連絡を受け下に降りている
あなた
全く無駄足だったな…
にしても下は騒がしい
爆弾が発見されたと聞いたが何ちんたらやってんだ?
少し気になって見てみたらそのには萩原がいて
萩原研二
タイマーが生き返ったぞ!
あなた
状況を理解した
止まっていた爆弾のタイマーが動き出したと
周りの隊員たちと萩原は残り数秒で爆破する爆弾からできるだけ距離を稼ごうと走り出す
しかしそれでは間に合わない
あなた
クソッ
私は萩原を抱えてビルから飛び降りた
そして
ドカァァァンッ
爆弾が爆破した
















あなた
危ね
萩原研二
イテテテテ生きてる?
萩原研二
あのビルから…
あなた
全く世話をかけさせて…
萩原研二
萩原研二
あなたの名字ちゃん!
萩原研二
どうしてここに!?
あなた
私も仕事できてた
萩原研二
そう
あなた
防護服着てなかったのね
あなた
私がいなかったら萩原今頃あの世だったよ
萩原研二
ありがとう…
あなた
これからはちゃんと防護服着てね
萩原研二
うん…
松田陣平
萩原ぁー!!!
松田が萩原を呼んでる
萩原研二
!…もう行くのかい?
萩原研二
久々の再会なのに
あなた
松田に会ったら松田は私を離さないだろ私この後も仕事なのに
萩原研二
確かに…
あなた
これからは気をつけて
萩原研二
お、おう…
私はその場を立ち去った










戻ると
条野採菊
何処で道草を食っていたんですか
条野採菊
この後も任務があるんですよ?
あなた
すみません条野さん
あなた
警察学校時代の同期がいて…
条野採菊
だからと云って任務中に会いに行かないでください!
条野採菊
空気を読んでいただきたい
あなた
すみません
条野採菊
まぁ鉄腸さんの様に会議中に筋トレをしないだけマシですが
条野採菊
そろそろ本部に戻りましょう
条野採菊
捕まえた強盗犯から情報を得ないといけません
あなた
はい










本部に着くと
福地桜知
諸君!御苦労であった!
大倉輝子
当然です隊長ぉ〜♡
大倉輝子
輝子頑張りましたぁ〜♡
福地桜知
よくやったぞ!輝子君!
福地桜知
皆もよくやった!
条野採菊
まぁ隊長は二日酔いで酔い潰れていただけですけど
福地桜知
グッ痛いところをつくのう条野…
あなた
まぁ事実ですから
福地桜知
グハッあなたの名字君まで…
末広鉄腸
まぁ…無事にッ…終われて良かった…フッ
鉄腸さんは会議中なのに筋トレしてるし…
条野採菊
会議中の筋トレ禁止です
そう云って条野さんは腕立て伏せをしている鉄腸さんの上に乗った
末広鉄腸
フッ…負荷が丁度いい
本当に曲者揃いだな猟犬
福地桜知
いやーしかしこの隊は優秀だな!
福地桜知
流石は儂の部下!
あなた
隊長が二日酔いでよく駄目になりますからね
福地桜知
あなたの名字君それは傷つく…


























あの事件から三年私は二十歳になった
隊長は夜通し酒瓶を開けまたまた二日酔い状態
副長も他のメンバーもなんか浮かれてたし
でもまぁ楽しかったかな?










でも1番私の中で大きなことは
作之助が死んだと異能特務課の坂口安吾と云う者から知らせを受けた時だ
人の死には慣れてるつもりだった

でも

殺し屋時代の相棒で私の好いた男が死んだのだ

悲しまないわけがなかった
その時言葉が出ない私に
坂口安吾
彼からあなたにこんな物を預かってます
差し出されたのは一封の封筒
坂口安吾
貴方にどうしても渡してほしいと
そう云い残し彼は去っていった


封筒を開けると中から一通の手紙が入っていた























あなたの下の名前へ

 この手紙を読んでいる頃にはきっと俺はもう死んでいるんだろう。俺はお前にまた会うと云う約束を守ることができない卑怯な男だな。
 俺がお前に初めて会った日俺は心を奪われた。一目惚れをしたんだ、透き通った氷の様に冷たく綺麗なお前に。相棒として一緒にいる時は俺も嬉しかった。
 でも、俺は心の中でお前には人を殺して、犯罪を犯して闇の世界で生きてほしく無い、光の世界で幸せになってほしいと思ってる。
 あなたの下の名前の人生の隣に俺が立っている夢を沢山見た。その願いは叶わなくてもあなたの下の名前が幸せなら俺はいいと思った。その位俺はお前に夢中だった。
 だから本当の最後にこの言葉だけは届けたい。
 心から愛してる。

            あなたの下の名前の相棒織田作之助より
手元の手紙を見たら少し慣れていた

なんだろうと思ったらそれは私の涙だった

涙が出てようやく声が込み上げてきた
あなた
ッうあぁぁぁぁ"ッ…!
あなた
作之助ッ…
あなた
私はッ私はッどうすれば…
その時幻聴かこんな言葉が頭の中をよぎった
織田作之助
人を救う側になれ
昔警察学校に入学する前にも云われたことがあった

今思い出すなんて
あなた
判ったよ作之助…
あなた
私は猟犬で人を救う
あなた
私も作之助のこと














あなた
愛してる
だからあの世で見てて
私が光の世界で生きているところを

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