第2話

第一話
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2025/09/07 11:25 更新
あなた
…んぅ






朝起きると眼の前に有ったものは、何時もの見慣れた白い壁では無く、クリーム色の壁紙の上に飾られた一つの絵だった。






窓から飛び立とうとしている鳥の絵だ。










あなた
……
あなた
此処、何処だろ…






昨日の記憶を引っ張り出してみる。








あなた
(確か、昨日歩いていたら誰かに手を掴まれて…)
あなた
(…誘拐???)






手を掴まれて口に布を押し当てられ、気付いたら知らない部屋に居たのなら普通に考えると誘拐だろう。









でも…






あなた
(私には、誘拐される理由が無い…)






無い。







本当に無い。





あなた
(じゃあ、此れは誘拐では無く別の何か…?)
あなた
(そうとしか考えられない)




其時、






部屋のドアがノックされた。







???
コンコン
???
ガチャ
???
入りますよ、あなたの下の名前さん







そして、ドアが開けられた。

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