第40話

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2023/08/14 02:00



明日は俺の誕生日。。

ほんとだったらいつもみたいに碧が俺の近くにいて祝ってくれてたはずなのに。




✉️ごめん、明日無理なった
な~んて送られてきて。

今日の練習の時だって来なかった
純也くん達にも色々聞いたけど
純也
さ、さぁ?
な、なんかあんねやろ碧の事やし

。と言って逃げられてしまった。



せっかくの、誕生日なのに。
自分勝手なことを言っていることは分かっている。
…もしかして、もう俺に興味なんかないのかな。


だって、いつもだったら毎年毎年会って祝ってくれて。。今年が初めてになる。碧が祝ってくれない誕生日
もう、、
碧なんて知らない……
自分勝手なことを言ってることぐらいわかっている。それだけど今の自分はどうしても碧がいなきゃ行けなかったみたいだ。俺はソファに寝転がりながらスマホを見た。




あと二分で俺の誕生日だ。。






俺はあとの2分間ずっとぼーっとしていて。気づいたら多分もう1分もないだろう。






と、そんなくだらないことを考えているとインターホンが鳴った。


俺なんか頼んだっけ?
家族からのプレゼントかなって思いながら玄関まで行き。
は~い


ガチャッ と音を立てながら俺は扉を開けた。その時丁度0:00に日にちが変わっていたのだろう。なぜなら俺の前には











いるはずのない人がいるのだから
誕生日おめでとう。薫さん
え、あ…お?
幻でも見ているのだろうか。なんで碧が目の前にいるの、今日は来ないんじゃないの?

と俺の頭の中でははてなマークだらけ
部屋入ろ~
え、ちょっすッ
俺を退けて部屋に入っていく碧。俺は家の鍵を掛けて碧を追った







碧なんでいるの、?
いや、なんでって薫さんの誕生日だからじゃん
け、けどLINEでは…
ちゃんと来ていたLINEでは
来れないと。なのになんで
ここまで来ても分からない?
え、?
サプライズだよ!サプライズ~
と、碧は面白そうに話し始めた
だって久々に会うんだもん普通に会ったら面白くないじゃん?
と、いいながら碧が買ってきたのであろうケーキを出して食べる準備をしていた。なのに俺は何故か涙が止まらなかった。
え、薫さん、?!
俺が泣いてるのに気づいたのだろう。こちらへ来て背中をさすって顔をのぞきこんできた
あおが、来ないからッ…グスッ
LINEで来ないって…グスッ
誕生日の日ぐらいは一緒にグスン…いたかったから…グズッ
ホントにわがままだ。俺はなのに碧はこんな俺を優しく包み込んでくれた
ごめんね、寂しい思いさせて。
久々に合うからこっちの方が喜んでくれるかなって思って…
うん、グスッ
碧、来てくれてありがと…グスン
改めて薫さん












ハッピバースデー




大好きだよ




と、甘い口付けをされた










END(((








薫くん誕生日おめでと!!

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