明日は俺の誕生日。。
ほんとだったらいつもみたいに碧が俺の近くにいて祝ってくれてたはずなのに。
な~んて送られてきて。
今日の練習の時だって来なかった
純也くん達にも色々聞いたけど
。と言って逃げられてしまった。
自分勝手なことを言っていることは分かっている。
…もしかして、もう俺に興味なんかないのかな。
だって、いつもだったら毎年毎年会って祝ってくれて。。今年が初めてになる。碧が祝ってくれない誕生日
もう、、
自分勝手なことを言ってることぐらいわかっている。それだけど今の自分はどうしても碧がいなきゃ行けなかったみたいだ。俺はソファに寝転がりながらスマホを見た。
あと二分で俺の誕生日だ。。
俺はあとの2分間ずっとぼーっとしていて。気づいたら多分もう1分もないだろう。
と、そんなくだらないことを考えているとインターホンが鳴った。
家族からのプレゼントかなって思いながら玄関まで行き。
ガチャッ と音を立てながら俺は扉を開けた。その時丁度0:00に日にちが変わっていたのだろう。なぜなら俺の前には
いるはずのない人がいるのだから
幻でも見ているのだろうか。なんで碧が目の前にいるの、今日は来ないんじゃないの?
と俺の頭の中でははてなマークだらけ
俺を退けて部屋に入っていく碧。俺は家の鍵を掛けて碧を追った
ちゃんと来ていたLINEでは
来れないと。なのになんで
と、碧は面白そうに話し始めた
と、いいながら碧が買ってきたのであろうケーキを出して食べる準備をしていた。なのに俺は何故か涙が止まらなかった。
俺が泣いてるのに気づいたのだろう。こちらへ来て背中をさすって顔をのぞきこんできた
ホントにわがままだ。俺はなのに碧はこんな俺を優しく包み込んでくれた
と、甘い口付けをされた
END(((
薫くん誕生日おめでと!!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!