__宝石のようにキラキラと輝いている夜空を見上げ、一息つく
目を閉じ、気持ちを落ち着かせていたその時扉の開く音が聞こえた。
振り向くとそこに居たのはルカではなく__
そこに居たのはルカではなく、アイツだった
そう言うと、高橋は私との距離を縮めてきたので思わず後ろに後ずさったが腰に手を回されこれ以上は逃げる事が出来ない。
腰に回された腕を振り払い、冷めた目で高橋を見た__
顔を真っ赤にさせ、手を私目掛けて振りおろそうとしていたがその手は別の者によって、掴まれた
ルカは真顔でそう言った
高橋の怒鳴り声を聞いて近くに人が集まってきたが高橋はその事に気づいてないようだった…
少し怯えた表情でそう言うと周りの人達は困惑した様子で私達、…主に高橋の方を見ていた。 周りの視線に気づき、彼はようやく自分の立場が今どうなっているのか理解したようだった
ルカは掴んでいた高橋の手を離して私に近づき心配そうに頬を撫でた
キレ散らかしている高橋を見て周りの人達は
_こんな人だったなんて…_と言ったり_興醒めだ_と言って帰ろうとするものも居た
__私の復讐はまだ始まったばかり、彼やあの人たちはどう足掻いてみせるんだろう__?
____あぁ、楽しみだなぁ_
空高くに昇った月を眺めてフッ…と微笑んだ
続く__
















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!