TH side
『可愛いから許しちゃうんですよね〜ㅎㅎ』
“可愛い”その言葉はヌナに言って欲しくない言葉
男だもん。そりゃ、カッコイイって言って欲しいよ
『流石に私でもこの歳なら彼氏候補くらいいるよㅎㅎ』
その言葉に全員が固まった
もちろん俺も
ヌナに?彼氏候補?
ユンギヒョンなんて動揺して枝豆落としてるし
ジョングクなんて口が開いてるし
流石にみんな分かりやすく焦ってる
『え、?あ、冗談だよ?』
その一言でみんなが安堵の表情を見せた
HS「で、ですよね!ヌナに彼氏候補なんて、!」
『おいおいおいおい。それはちょっと失礼すぎやしないかい?』
『あんたらこそさ、彼女候補いるでしょ?』
私、絶対結婚するの遅いじゃん。なんて言いながらグラスの中の氷を見つめるヌナ
JM「ヌナは確実に最後ですねー、結婚するの。」
YG「だな。」
そんなこと言うけど内心は俺と一緒なんだろうななんて。
俺がヌナの隣にいたい
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。