第16話

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2026/02/27 11:00 更新
五条悟
五条悟
女だからって何?
悟の、低く怒気を孕んだ声が部屋に響く。

雄英側は、恐怖でか何も言うことができずにいた。

私はと言うと、敬愛する兄の声を聞いて少しずつ心が落ち着いてきた。
五条悟
五条悟
確かにあなたは女の子で、男とは力の差があるかもしれない
五条悟
五条悟
それでも、彼女はずっと努力を続けてきた
あなた
…ッ!!
悟…。
五条悟
五条悟
血反吐を吐いて、体中に痣ができるまで努力し続けてきた
五条悟
五条悟
勿論、今も変わらず努力をしてる
術式、万象模倣は私が理解・視認した全ての術式を使うことができる。

ただ、その術式は持ち主の呪力に合わせて改良されているもの。

私の呪力の波数と、術式の呪力の波数を合わせる必要がある。
五条悟
五条悟
この子は何度も死にかけるくらいに強くなろうとした
五条悟
五条悟
僕達に並ぶ、呪術師になるために
でも、呪力の波数を合わせるには多大な時間が必要になる。

だからこそ、波数が完璧に合った時、私はその術式を自分のものにできる。

ただ勿論、代償もある。


呪力の消耗が激しいのだ。

悟の呪力の数倍を持っているからあまり感じたことはないけれど。

大きな戦いが起きれば、いつかキャパが来るかもしれない。
五条悟
五条悟
女でも、あなたは強いよ
五条悟
五条悟
オールマイトよりも、アメリカの…何だっけ、星のヒーローよりも
そこまで言って、悟は私の耳を塞ぐ。
あなた
…?
五条悟
五条悟
勿論、エンデヴァーよりもね
なんて言ったかは分からなかった。

でもまぁ、今までのヒーローの話。

そして私の耳を塞ぐ行為から考えられるんだけどね。


悟は私の耳から手を離し、言葉を紡ぎ続けた。
五条悟
五条悟
女だからって舐めんなよ
五条悟
五条悟
あなたはその気にさえなれば、世界をも滅ぼせるんだから
久しぶりに聞く、悟の少し荒れた口調。

ふふ、懐かしいなぁ。

出会った頃を思い出す。
あなた
んふ、ありがとね悟
五条悟
五条悟
僕もムカついたし、しょうがない!
五条悟
五条悟
あなたも、何かあれば今のうちに言っときなよー?
んー、言いたいことか。

あ、あるかも。

この部屋に入ったときから思っていたこと。
あなた
じゃあ遠慮なく
私はそう言って、目の前に座る二人を見る。

雄英側は、やや顔を青白くしていた。
あなた
お前らは自分たちの立場を理解しているのか?
私がそう言うと、校長と担任らしき男は首を傾げる。

それと同時に、敬語を外した私に驚いているようでもあった。
あなた
お前ら雄英は、我々呪術師に護衛を依頼した側だろう
あなた
なぜお前らは敬語を使わず、こちらが敬語を使う?
まぁ、悟は使ってないけど。

気にしない、気にしない。
根津
根津
すみませんでした…
五条悟
五条悟
(普通そこは申し訳ございません、でしょ)
これだから腐ったミカンは…。
相澤消太
相澤消太
申し訳ございませんでした
担任のほうがしっかりしてるなんてことある?
五条悟
五条悟
はぁ…それじゃ!!早速説明会を始めようか
五条悟
五条悟
まず、事前に渡した資料はもう見てあるよね?
五条悟
五条悟
あ、あなたのはこれね〜
あなた
ふーん、護衛を行うにあたっての条件、ねぇ。

12個ね。

ってか、窓が派遣されてたんだ。

初耳かも。
根津
根津
え、えぇ。確認しましたが…
不満そうな顔でこちらを見る校長。
根津
根津
条件12個とは、あまりにも多すぎる気が
っだぁ〜〜〜〜!!!

馬鹿なの?ねぇ馬鹿なの??
あなた
むしろ、たった・・・12個の条件を呑むだけで、
ヒーローの卵の命が守られるということ、ありがたく思っていただきたい
五条悟
五条悟
こっちだって、この仕事に命懸けてんだ
五条悟
五条悟
そんぐらい呑んでもらわなきゃ困るよ☆☆
星が飛んでるのは気の所為かな??
相澤消太
相澤消太
申し訳ございません
相澤消太
相澤消太
条件一つ一つ、確認して頂いてもよろしいでしょうか
本当に担任はしっかりしてるねぇ。

相澤消太、ねぇ。
あなた
一、常時スマートフォン等の電子機器の使用を許可すること
あなた
我々呪術師は常に人手不足だ
あなた
新たな任務が入るかもしれない
あなた
その時のために、電子機器使用の許可を願う
ほんっとに人手不足だよねぇ。

まぁ、その分収入が多いけど…。

しかもまぁ、五条家の仕事もあるしね。
あなた
二、授業途中の教室の出入りを許可すること
あなた
授業途中でも、強い呪霊の気配がしたら祓わなくてはならない
あなた
三、授業中の睡眠を許可すること
あなた
我々には昼夜問わず任務が来る
あなた
そのため、眠れるときに眠っておきたい
まぁ…信頼できない人の前で眠れるかどうかはさておき、ね?

もしかしたら眠るかもしれないし。
あなた
四、学校の遅刻・早退・欠席を許可すること
あなた
理由はまぁ、一つ目と同じ
あなた
五、常時サングラスの使用を許可すること
あなた
この眼は特殊故、サングラスを着用しなければならない
強力すぎてねぇ。

人の多いところで外すと大変なことになっちゃう。
あなた
六、ヴィラン襲撃時の戦闘を許可すること
あなた
ヴィランのせいで生徒が怪我したら面倒だ
あなた
大丈夫、殺しはしない
人殺したら私が殺されるし。

呪詛師にはなりたくないからね。
あなた
七、他の術師の出入りを許可すること
あなた
我々呪術師にはヒーロー嫌いが多い故、皆私を心配してくれている
あなた
八、術師の多くが無個性故、「無個性」と言うのを許可すること
あなた
術式を個性と言うのは面倒くさいからな
まぁ、呪力を持つ人は、この世界の0.1割程だろうしね。

残りの1.9割は個性も呪力も持たぬ者。

それこそ真希みたいに。

…あ゙ぁ真希に会いたい。
あなた
九、術師の活動に口を出さないこと
あなた
理由は言わなくても分かるだろう?
流石の腐ったミカンでも…ね?
あなた
十、呪霊出現時、指示に従うこと
あなた
呪霊に個性は効かない
あなた
術師の制止を無視して怪我、もしくは死に至ってもこちらは何の責任も取らない
そうなったら怒られんの私なんだから…。

上層部、結構めんどいんだよ。
あなた
十一、雄英の極秘情報を明かすこと
あなた
そうしなければ、護衛にも支障を来す
あなた
十二、護衛は極秘にすること
あなた
我々呪術師が人殺しなのは事実
あなた
それを知られると、護衛がしづらくなる
ん〜こんな感じかな?
あなた
これを呑んでいただけるのなら、私が護衛を担当しよう
あなた
申し遅れました
あなた
私、東京都立呪術高等専門学校1年
あなた
特級呪術師の、五条あなたと申します






悟の妹愛が出ましたね…!
閲覧5600、❤280、お気に入り87、スポットライト4ありがとうございます😭



感謝🙏🙏

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