第38話

屋上
1,000
2018/06/24 17:40
病院に辿り着き、
大きな息を吸う。


すると、ユンギさんにぎゅっと手を握られる。
ユンギ
これで、安心か?
あなた

は、はいっ、!!!

嬉しくて、握り返した。
ユンギ
さ、行くぞ
こくっと頷き、歩き出す。
するが
あなたー!とユンギさん?
ユンギ
どこだ。
するが
今屋上にいます
ユンギ
そうか、行くぞ。
あなた

はい、




屋上の階段をのぼり、
屋上の扉を開く。








そして、そこにはすらっと背が高くて、
艶のある長い髪をなびかせてはる人がいた。





まちがいない、、、
あなた

お母さん、、、、

お母さん
あなた、、?



顔は痩せこけ、不健康な感じをかもしだしていた。
お母さん
あなたー!!
駆け寄ってくる母親。





私は、なんの不信感も抱かずに、
それを受け止めた。





母が何をするのかなんて考えてもいなかった。



腹部に違和感を感じ、そこを触ると、
とろっとしたものが手につくのがわかった。


血だ、
あなた

お、かあさ、、、。

気付いた時には腹部から大量の血。

そして、コンクリートの地べたに体を打ち付ける。
ユンギ
あなた!!!てめぇ、なにしやがる!!


ユンギさんが私の体を抱き上げ、
母を睨む。
お母さん
あんたが悪いのよ!!あなた!!!
するが
ごめんな、あなた。
ユンギ
やっぱり、お前らグルか。
すると、ユンギさんはドアの向こうに向かって、声をかける。
ユンギ
おい!!取り押さえろ!!!
すると、ドアからたくさんの警察官、そして、防弾少年団のみなさん。



母とするがは取り押さえられる。
お母さん
あなたばっかり、あなたばっかり幸せになりやがって!!!なんなんだよ!!この世からいなくなれ!!!!くたばれ!!!
あなた

ご、めんなさっ、、おかあさっ、、

ユンギ
お前は謝ることなんてねぇよ。今すぐ、運ぶから、黙ってr、、、
あなた

おさあさっ、ごめん、、、



そこで私の意識は途切れた。

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