あなたの偽名(苗字)side
よし、なんとか遅れを取らずにすんだ。でも油断してはいけない、後ろにいるとしても必ず追いついてくる人達がいるから。
BOOM!!
マイク 「1-A爆豪下がダメなら頭上かよー!クレバー」
瀬呂 「おめーこういうの正面突破しそうな性格してんのに避けんのね!」
常闇 「便乗させてもらうぞ。」
マイク 「一足先行く連中A組が多いなやっぱ!!」
オールマイト 「他の科やB組も決して悪くはない!ただ…」
相澤 「立ち止まる時間が短い。」
「各々が経験を糧とし迷いを打ち消している。」
あなたの偽名(名前) 「第二関門、到着⋯!」
!!⋯これは、
マイク 「オイオイ第一関門チョロいってよ!!んじゃ第二はどうさ!?落ちればアウト!!それが嫌なら這いずりな!!」
「ザ・フォ━━ル!!」
バレないように個性を使えない。なら仕方ない、頑張れ私のバランス力!!
マイク 「実に色々な方がチャンスを掴もうと励んでますねイレイザーヘッドさん。」
相澤 「何足止めてんだあのバカ共⋯」
マイク 「さあ先頭は難なくイチ抜けしてんぞ!!」
「おっと!!しかしここであなたの偽名(苗字)がスピードダウンだ!!」
…後で大量の虫押し付けてやる。
爆豪 「くそがっ!!」
轟 (調子上げてきたな⋯スロースターターか。)
(逆にあなたの偽名(苗字)はスピードダウン、最初だけか?あの異様な運動能力は。)
飯田 「恐らく兄も見ているのだ⋯かっこ悪い様は見せられん!!」
マイク 「カッコ悪りぃぃ━━━!!」
マイク 「先頭が一足抜けて下はダンゴ状態!上位何名が通過するかは公表してねえから安心せずに突き進め!!」
「そして早くも最終関門!!かくしてその実態は…」
「1面地雷原!!怒りのアフガンだ!!地雷の位置はよく見りゃわかる仕様になってんぞ!目と足酷使しろ!!」
あと少しで第二関門を抜けれる…最終関門なら行けそう、!!
爆豪 「はっはぁ俺は関係ね━━━━!!」
「宣戦布告する相手を間違えんじゃねえよ。」
マイク 「ここで先頭がかわったー!!喜べマスメディア、お前ら好みの展開だああ!!」
「後続もスパートかけてきた!だが引っ張り合いながらも先頭2人がリードかあ!!?」
相澤 「!?マイク、あれ…」
マイク 「なんだあ?」
「なんとここで!!あなたの偽名(苗字)が帰ってきた!!一直線に走って先頭に向かってるぞ!!どうやって地雷避けてんだあ!?」
やっと追いつきそう…地面と足の間に半透明の星を挟めば地雷に触れられず走れる。遠くからじゃ見えにくいから避けているって思われる!いい関門だね。
私は星を作り出すことができる自由に動かしたりできる、透明度の調節もできるからバレないように1番薄くしている。完全な透明はできないんだよね。
轟 「…来たかあなたの偽名(苗字)。」
爆豪 「なんで先頭にテメェがいるんだ気味悪女!!」
あなたの偽名(名前) 「だからその呼び方やめてくれない!?」
マイク 「先頭が3人になったぞぉぉ!!このままゴールまで突っ切るか!?」
BOOOM!!!!
後ろから凄まじい爆発音、一体何が。
マイク 「後方で大爆発!?何だあの威力!?」
あんなことするのはきっと彼しかいない…そうでしょ?
緑谷くん。
マイク 「偶然か故意か!?A組緑谷爆風で猛追━━━━━!?」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。