「じゃ、、実行委員は前に、」
そう言われ、ぐちつぼと私は前に行き
黒板の前に立ち、お願いしますと言った。
「じゃあここからはお前らに任すから、」
無責任な言葉を投げられ、
私とぐちつぼは目を合わせる
私が人前で喋るのが苦手な事を
知っていたのか、ぐちつぼは率先して
喋り始める。
次々に案が出てくるので、
それを黒板に白いチョークで書いていった。
そんなこんな、メイド喫茶や遊園地だったり
ありきたりなものから、珍しいものの中から
決まったのは お化け屋敷 だった。
終わったのを見計らっていた先生が
終わったから帰っていいぞ、と
みんなに言い、「あ、2人はちょっと待ってくれ」
そう言われ、軽く帰る準備をしながら
ぐちつぼと喋っていた
喋っていると先生が来たので、
2人でついていく事にした。
先生からは、予算の話だったりとか、
それっぽい話をされ
「じゃ、これくらいだから」
と、言いながら職員室に戻って行った
先生が職員室に入って行くのを見てから
私とぐちつぼは、2人で帰る事にした
ほぼゴリ押しで、一緒に帰る事になり
いつもは、ぐちつぼが乗っていない電車に
2人で乗って、揺られていた。
電車を降り、自分の家まで歩いて行く
どこに行くつもりだったのか知らないが、
先に帰っていた、私服のらっだぁがいたので
走って向かって行った。
らっだぁと2人で「ばいば〜い」と
言いながらゆるく手を振った
でも、それを聞いて背中を向けて帰って行く
ぐちつぼが、何故か辛そうに見えた。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。