正門side.
絶対に来てほしくなかった放課後が来てしまった
帰り道、いつも通り無言の誠也くん
俺は誠也くんの顔が見れずにオドオドしている
だ、だって、今から告白するんやで!?
帰り際に晶哉と健ちゃんにウインクされたし……
こんなイケメンにどう告白しろってんだ……
……ん? 待てよ?
誠也くんって彼女おらんのかな
ぇ、どっちやろ……
こんな顔かっこよければいそうやけど……
でも誠也くんって恋愛興味なさそうやし……
うーん……
「 俺の恋人のフリしてくれへん? 」
……なにそれ !!
ぇ、ちょ、まって、ほんまにどういうこと?
ぁ、おじさんのことかな……
目ぇつけられてるって……
別に喧嘩とかじゃないんやけど、、笑
「 ほんまに好きになられたら困るし 」
今から告る相手にこんなこと言われたら、言えるわけない
……この恋心は、隠し通そう
今日も誠也くんは家まで送ってくれた
告白するって決めたのに……
晶哉達だって応援してくれたのに
好きにならない宣言するとか……
……もう既に好きやし
これからどうすればええねん、、












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!