アラームの音が響き余計に頭が痛くなる
ゆっくり起きてリビングに行くと
だてさんがご飯を作っているところだった
ソファでうなだれてるとふっかが話しかけてきた
ふっかが、耳に手を当ててふさいでくれた。
頭がガンガンして
気持ち悪くなってきて
トイレに走った。
久しぶりに吐くまで飲んだ
きっつ。
洗面所で口を洗っているとふっかがきた。
声をかけられて背中を優しくさすられる
小さく返事をするとあなたはリビングへ
向かって廊下を歩き出した
何もしてねーけど
なべの邪魔をするってことは、おれ…
って、なわけないよな。
リビングに戻っていくあなたの後ろ姿を
じっと見つめていた。
いつもよりボリュームが落ちた
さっくんの声に合わせてみんなが
手を合わせてからご飯を食べ始める
目の前に座ってるあなたは
チビチビとスムージーを飲みながら
俺の横にいる翔太くんを気にしているみたいだった
翔太くんは気づいてないみたいで
まだ眠そうで静かにご飯を食べ続けてる
スムージーを一気に飲み干して
翔太くんを追いかけるようにリビングを出て行った。
気になったけどラウールが話しかけてきて
残ったメンバーで他愛ない話を続けた
すぐに追いかけたけど
もう廊下にも階段にもしょっぴーの姿はなくて
部屋の扉をたたく
コンコンコン
そっとドアを開けて入ると
寝転がってるベッドから薄目を開けてこっちを
見てくる
急に起き上がってこっちをみてくる
腕をさすりながら顔をしかめてくる
そう叫ばれて勢いよく部屋を出ていった
普通に話せればいいのに
昨日の夜のことが頭をよぎり
平然を保つために
余計なことを言ってしまった
別にそんなことを言いたかったわけじゃない
なんで自分があんなことをしようとしたのか
わからなくて
考えたくなくて布団に潜った












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。