そう言って俺の横に座ってきた。
横を見るとめめが思いっきり笑ってて
変なやつって思いながら
そのあとは今日のロケの話とか
美味しいものの話とか
いつも通りに話をして気付くと家に着いていた。
今日はあなたも早く帰ってくるし
みんな早めに揃うってことで
涼太がご飯を作ってくれることになった
りょうた!!!これは、こうする?
りょうたー、こうでいい?
りょうた、みて!こっちー!!!
叫んでバタバタしながら結局は
涼太にぜーんぶ聞いて
やっとできた。
"そんなことないよ"
って言いながら笑ってくれる。
わたしはリビングの扉を開けて大きな声で
叫んだ。
1階のふっかはすぐに出てきてくれて
上の方から話し声が聞こえてきたから
皆も降りてきた。
みんなで席に着いて
『いただきますっ!』
そう言って食べ始める。
ふっかが微笑んできたから
わたしも大きく頷いて笑顔を返した。
美味しそうに食べながら首を傾ける
阿部ちゃんを見ると
やっぱりあざといなー。笑
なんて思う。
涼太と目が合って2人で笑い合った
みんながおかわりしてくれて
作ったものも残らず全部なくなった。
食べた後、ちゃんと自分の
シンクまで運ぶみんなを見ると
えらいなー!
なんて勝手にお母さん目線になってる自分がいた。笑
キッチンに向かうと
目の前に
誰かが入ってきて
優しいふっかの声が聞こえた
何にも言わないしょっぴーを見ると
じーっとこっちを見てる。
今日は楽しい一日だった。
最近はみんな一緒に居られることが増えて
ほんとに嬉しい。
照が帰ってくるまであと少し。
早く10人揃いたいな。
誰一人絶対欠けたくない。
ずっと10人でいたい。
10人でSnowManだから。
そう思ってた…
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。