第19話

第17話 知らない記憶
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2024/03/12 13:09
〜あなたside〜



瑞稀「じゃあ、昼ご飯の
   時間になったら呼びに来るから」


あなた「え、あー、えーっと…お、
     お昼は自分で軽く済ませるので…!」


瑞稀「え?」


あなた「お腹もあまり空いてないですし…!」


瑞稀「…自分でって…その足でどうやって?」


あなた「あ…、、」





瑞稀「このカップ麺でいい??」


あなた「あ、はい…」




     結局、瑞稀に作ってもらうはめに…



     しかも、瑞稀も一緒に食べるらしい…()





瑞稀「…ごめん、こんなものしか作れなくて…」


あなた「え?いや全然…!
     これだけでも、ありがたいので…」




    …それに、瑞稀に料理なんかさせたら





       キッチン壊れるかもだし…()←




瑞稀、料理…というか、家事全般できないからなぁ…笑




     瑞稀の部屋はいつも散らかってるし、





     ”前”なんか、一緒にお菓子作りした時




     卵を電子レンジに入れようとしてたから




        必死に止めたんだっけ笑




         懐かしいなぁ…笑






あなた『え、ちょ?!瑞稀なにしてるの?!』


瑞稀『え、卵温めようと』←


あなた『いや、卵を電子レンジで
   温めたら爆発するから!!キッチン壊す気?!』


瑞稀『え、そうなの?!』←


あなた『ほら、卵は私がやるから、瑞稀はこれ混ぜて!』


瑞稀『はぁ〜い』←






        …”また前みたいに”…





あなた「…あれ、?」




        …”前”って、いつ…??




   前回の3回目の世界?いや、それは絶対にない。




  じゃあ、2回目?いや、2回目も1回目の世界でも




         私は瑞稀に嫌われてた。





         じゃあ、0回目…





    まだ1回もタイムリープしてない世界で…?







   …いや、0回目から私は瑞稀に嫌われていた





   0回目は、私が”初めて”瑞稀に嫌われた世界。






  …つまり、私は1度も瑞稀に好かれたことは無い。






      …じゃあ、この記憶は何、??





    瑞稀のことを色々知ってるのは、
          私が瑞稀のことを好きだから




 今までの世界で、たくさん瑞稀のことを知ってきた。






   …でも、いくら瑞稀のことを色々知っていても





    一緒にお菓子作りした”楽しい記憶”なんて







       存在するわけがないのに………







    …そういえば、この4回目の世界で初めて




      ”あなた”って、呼んでもらえたのに




     初めて呼んでもらった気がしなかった……





     むしろ、”久しぶり”って、感じた……






          何?どういうこと?






    ”楽しい記憶”もこの違和感も全部私の妄想?





        そう考えるのが妥当だけど…






     あまりにも、記憶が鮮明すぎるッッ………







       なんで?どうして?…まるで、、










私が知らない私の世界があったみたい______。




〜to be continued〜

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