〜あなたside〜
瑞稀「ん、3分経った。………あなた、?」
あなた「………」
何、?なんで??
なんで4回目の世界からこんなにおかしいのッ…?
今まで、ずっと同じ人生だったのにッ…
なんで今回はこんなに違うのッ…、?
なんでッッッ…、!!!!
瑞稀「あなたッッ…!!!!」
あなた「ハッ…!!!」
「え、あ、え…?な、なんで…すか…、?」
瑞稀「…カップ麺、できたよ。」
あなた「え?あ、ありがとうございます…」
瑞稀「早く食べないと、麺が伸びるよ」
「好きでしょ、それ。」
あなた「うん…」
…ん、?…なんで…
私がこのカップ麺を好きって知ってるの、?
瑞稀が、そんなこと知ってるわけがないのに…
あなた「…あの、どうしてッ…」
「私がこのカップ麺を好きって知ってるんですか、?」
瑞稀「…………」
なんで…どうしてッ、?
瑞稀「…当てずっぽうだったんだけど、」
「もしかして、当たってた?笑」
あなた「…え、?」
瑞稀「ほら、早く食べよ?
麺が伸びたら美味しくなくなる」
あなた「う、うん……」
なんで、なんだろ…
瑞稀の様子が、おかしい_________。
〜to be continued〜
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。