〜あなたside〜

　　　　　　　まだ、足は治ってないけど

 松葉杖があれば、一応歩くことができる…というわけで

　　　　　　   今日から学校なわけだけど…

瑞稀「おはよ」

あなた「…お、おはよう…」

瑞稀「カバン持つから、貸して」

あなた「え、いや、カバンぐらい自分で…！」

瑞稀「それじゃあ、歩きづらいだろ」ﾋｮｲｯ

あなた「あっ…！」

瑞稀「カバンぐらい、俺に持たせとけばいいんだよ」

　　　　 …本当に、一緒に学校に行く気？！？！

　　　　今まで、1度もそんなことなかったのに？

　　　　今までと違って、私が足を骨折したから？

　　　いや、今までと同じだったら私が骨折しても

　　　  　　瑞稀は絶対にこんなことしない。

　　　　それほど、今まで私に無関心だったのに

　　　　ほんと今回の世界はどうなってるんだろ…

　　　4回もタイムリープしておかしくなったとか？

　　いや、だとしたら、おかしくなるのは私の方か笑

　　   タイムリープをしてるのは”私だけ”なんだから

瑞稀「そういえば、
　　　来月になったらすぐ体育大会だけど」

　　　　　　　「今回は何に出るの？」

あなた「え、えーっと…走高跳とかですかね、？」

　　　　　トラック競技に出てもいいんだけど、

　　　　 瑞稀と違って、走るの得意じゃないから

  今までタイムリープして、何回も体育大会してきたけど

   ずっと、走高跳とかフィールド競技に出てたんだよね

瑞稀「また、フィールド競技に出るの？」

　　　　　　「あなたも走ればいいのに笑」

あなた「…え、？」ﾋﾟﾀｯ

　　　　　　　…今、なんて言った、？

　  瑞稀にとっては、初めての体育大会のはずなのに…

　 まるで、私と同じように何回も経験してるみたいな…

　   しかも、私がずっとフィールド競技に
　　　　　　　　　出てることまで知ってるなんて…

　　　　…どういうこと？まさか、、瑞稀も…

　　   タイムリープしてるの＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿？

瑞稀「あなた？どうした？」

あなた「…い、いえ……なんでも、ない…です、」

　   も、もし、瑞稀がタイムリープしてると仮定して

　　どうして？なんで瑞稀がタイムリープしてるの？

　　　　　　   　…いや、、待って、？

　　　　　　　  その前に、どうして私は

　 死ぬ度に、タイムリープをしているの＿＿＿＿＿＿？

〜to be continued〜