第3話

3話
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2025/05/20 06:55 更新
あなた
入間くん……、?







何で入間くんが……、こんなところに戻って来てんの





街を出て行ったはずでは?








私が困惑した表情で名前を呼ぶと、入間くんは少し緊張した表情で話し始めた。
入間くん
あ…、あのね…
  





入間くん
こ…この前助けてくれたから………






入間くん
そのお返し…、
あなた











え、私入間くん助けた後に何か言ったっけ()



あなた
私はただの無職ニートだから、
………、って言ったか…





うわッ、…余計なこと言っちゃったぁ…………、絶対あんなこと言わなかったら入間くんこの街に戻ってくることなかっただろ!!
頭を抱える私に、入間くんはきょとんと見つめ返した。……流石に分かんないよな……








でも、…お返し…って意味が分からない。








何故ゆえ私に?






確かに助けたのは本当だけど、そんなお返しを貰うほどでは……、お礼だけで十分よお姉さんは。
あなた
あの……どういうことですかね
入間くんの隣にいる背の高いおじいさんに聞いた。




そうすると私の気持ちを察したのか、おじいさんはこう返答してきた。
サリバン
ん~…入間くん。わしの孫になったんだよね~…
サリバン
それで、最初のお願いいいですか?って言われてどうしたの?って聞いたら…
サリバン
「とある人を探したい」って言い出してねっ!いやもう!うちの入間くん最高っ!!
あなた
あぁ……はい




この人に聞かなければ良かったかも、…すげぇ愛があるじゃん。…こういうの何て言うの…?ブラコンでもねぇし…
サリバン
その人は誰?って聞いたら……
入間くん
お姉さんなんだけどね……えっと…、僕を助けてくれて……
入間くん
せめてでもってお名前を聞いたら…

































入間くん
「無職ニートだから」って言ってたから…
入間くん
お仕事欲しいのかなって…!!
あなた
……、
あなた
(やっぱ伝わってんじゃん!!)
いや、……あんなの決めゼリフに過ぎないですって!おじさま!!わざわざ聞かなくて良いんですってそれは!!


純粋な子供に言っちゃ駄目でしょ!自分!


しまった……と過去の自分を責めながらも自分は少し考えて、入間くんと目線を合わせて言った。
あなた
あのね入間くん。
あなた
仕事貰えるのは有り難いんだけど……、入間くんはやっとこの貧相な街から出られたんだ
あなた
自由に生きなさい







あなた
助けてくれたからってこんな街にわざわざ戻ってこなくてもいいんだよ。
あなた
それにお姉さん、バイトなんて世界中にいくらでもあるし…………、大丈夫。入間くんは、この街を忘れて、お姉さんも忘れな
あなた
子供を助けるために子供の前であんな暴力振るう何て……お姉さんは駄目な奴だから。




何とかして入間くんを説得しようとする。…本音は仕事貰えるから嬉しいけど……入間くんは優しいからこの街できっと、自分で働いて困っている人を助けてたんだろうね



















自分の事なんか気にしないで……さ









そうやってたら、いつかお姉さん見たいになっちゃうよ。……、昔だけど
入間くん
っ、…でも、
あなた
自由に生きな……お姉さんなんか気にしないで……ね?



そう言うと、入間くんは渋々ながらも
入間くん
…っわかった
と言ってくれた。…入間くんは優しいね
































入間くん
僕自由に生きる!!
あなた
うんうん、そうしなさい
入間くん
そしてお姉さんに仕事を与えます!
あなた
うんうん………、…ん?
入間くん
それがっ…!僕の自由です!!
……いや確かに自由とは言ったけどさ?…入間くん…






























私のことを気にしないでと言ったよね!?
入間くん
いいよね!おじいちゃんっ
サリバン
もっちろん!!おじいちゃんっ…感激っっ✨!!!
サリバン
それに……この人なら入間くんを任せられそうだしね~…!!
おっと?おじいちゃん??
あなた
あの~……私の意見は~…
サリバン
あ、ちなみに給料は高いよ~っ
あなた
お任せくださいやらせていただきます(即答)
はっ……つい給料にのせられてしまった………!!、
入間くん
パァッ✨
うんもうほらね??入間くんのね??顔がね?パァッってなってるね?
やっちまった………




サリバン
じゃあ契約書っ!


パンパン







そう言っておじいさんは、手を叩く。すると目の前には、めっちゃくちゃ長い文章の契約書があった。
あなた
ながっ……
サリバン
あ…簡単に要約すると……入間くんを守ることっ…それだけだね~!!
あなた
ちなみに約束を破ったら…?
サリバン
即行、処刑♡
あなた
……ワカリマシタ
こっわ……、…怖いよこの仕事!!






心の中で本音を言って、咳払いをし。改めて入間くんの前に立った。
あなた
……まぁ、契約したので…ちゃんと勤めはしますよ。
あなた
後で仕事内容教えてくださいね
サリバン
りょ~っかい!!
ちゃんと分かってるのかな………、この人
あなた
改めてよろしくね。入間くん
入間くん
っうん!!







とここで、初めて入間くんの前で名前を出した。


あなた
私は、ミラーシャ・あなたの下の名前。
あなた
全力で入間くんを守らせていただきます。
入間くん
わぁっ……かっこいい✨!!パチパチ
サリバン
威勢があっていいね。ミラーシャくん…これからよろしくね
あなた
えぇ、よろしくお願いします






……バイトじゃなくて就職しちゃったんだけど!?またかよっ!…せめて護衛だけであってくれ!!






「では案内するね」と言われて私もおじいさんに着いていった。

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