『事務所来たの久しぶりだなぁ。』
平野「ん?あなた?あなたーーーー!!!!!!!」
『うるさいなぁ…私は眠いんだよ。』
平野「なんで部屋違うんだろうね。めっちゃ悲しいんだけど…」
『仕方ない。ソーシャルディスタンスだから。』
『あ、ねぇ紫耀聞いて、昨日さ永瀬から電話来たんだけど、怖くない??』
平野「廉、から…?」
『うん。永瀬から。』
『あ、でもあの、皆が電話出なかったからって言ってた。』
平野「あ、そうなんだ…」
『紫耀大丈夫?元気無くない?寝てる?』
平野「だいじょーぶ。元気だし、ちゃんと寝てる。」
『良かった(笑)』
平野「リモートってどんな感じなんだろうね。」
『んーテレビ電話的な感じかな。』
『って、やったことあるでしょ?』
平野「えへへ。笑」
『急にデレないで。笑』
『あ、もう着いたから。じゃあね紫耀。』
平野「寂しーーーーーーー!!!!じゃあねまた今度ね!!!」
『はーい。笑』
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少し短め…??
_次回予告_
『ブログで…??』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!