学校の屋上で1人の青年が塀を乗り越えて、屋上の縁ギリギリに立っている。夜でもなっているセミの声は9月にも関わらず元気に鳴いている
なのに、青年は制服は長袖で腕がめくってある服装をしている。その腕には痣や瘡蓋、切り傷や刺し傷まである
この青年の名前は、柴裕翔。
裕翔は生まれてきてずっと虐待を絶えてきた。だが、裕翔は人と関わったり、熱心に何かをするのが苦手で好むということがわからずにこの16年間生きてきた
なのに、誰も助けてはくれず…逆にいじめられるという最悪の方向へと進んだ。
こんな裕翔にも友達はいて、小学校からの幼馴染2人と中学校からの友達3人だ
友達のことも裕翔は一瞬考えた
けど、本当に友達だったのか……。もしかしたら、騙されていたんじゃないかと疑いの目をしてしまい。挙げ句の果てには好きな人さえも裏切られると思ってしまった
独特な関西弁が当たりを響かせる。裕翔はまだこのとき気づいてもいなかった
1人の青年が階段を駆け上り…後追い自殺をすることを
裕翔はそのことを知らぬまま、一歩踏み出して…宙へと舞った。その時の裕翔の目には涙が溢れていて目の前に映る一つの流れ星は裕翔と共に消えていった













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。