第37話

33.楽しい
14
2026/01/22 11:00 更新
☁️🐈
怖かったけど、楽しかったぁ!
🈂️
意外と謎解きもしっかりしてて面白かったな!
🧐
ここまで本格的とは思わなかったよ

🐥💛
お、ここの脱出ゲーム人気だな
🔥
ん、本当だ。俺たちが入ったときより、人がたくさん並んでる
🐥💛
忙しそうだな

☁️🐈
そしたら、やっぱり謎じゃない?
4人
謎?


そらねこが首を傾げながらそう指摘した。

☁️🐈
うん。だって、最初に説明してくれた人と最後にこのバッジをくれた人は同じ人でしょ?
☁️🐈
こんなに忙しいのに、どうやって1人でやってるんだろうな〜って
🈂️
でも、今は最初の女の子と誰かが代わってるかもしれんやん
🐥💛
多分今もあの子は最初のとこにいたぞ
🐥💛
扉の隙間から見えたけど、同じ子だと思う


そうkamomeが答えると翔とそらねこが恐怖に顔を引きつらせた。

🔥
おいおい、分身でもしたって言うのかよ


KAITOが呆れ気味にツッコむ。

🈂️
同じ人間がほぼ同時に2人いたんやで?それくらいしか考えられないやん
🐥💛
ドッペルゲンガー…とか、か?


恐怖が伝染していく中、無言でその様子を眺めていたなろがふっ、と吹き出した。

何が面白いのかひとしきり笑った後、ふーと息を吐き出してから説明を始める。

🧐
違う違う、あの子はドッペルゲンガーなんかじゃないよ
☁️🐈
何で言い切れるんですか?
🧐
だってあの子、僕と同じ学年の子だもん
🔥
え?

🧐
あの子、双子なんだよ


盲点だった発想に4人は思わず頷く。

あまりにもぴったりに動きを揃える4人が面白くて、またなろは笑い出した。
それにつられるように4人も笑い出す。


窓から吹いた風で、5人のパーカーのフードが揺らされた。

🧐
んーー、色々やったねぇ
🈂️
せやな、どのグループも本格的で面白かったわ


あと30分ほどで午前中が終わる。
それまで5人は色々な出し物を回っていた。

部活で出し物をしているところも多く、5人もいくつか参加した。

野球部では、ボールを飛ばした距離に応じて景品がもらえる出し物をしていた。
翔、そらねこ、KAITO、kamomeの4人はそれぞれ景品をもらったが、なろは勢い余ってボールを足元に叩きつけそこの地面が少しくぼんだ。
記録0mを叩き出したなろは明らかに落ち込み、同情した野球部員は5m〜10m飛ばした人がもらえる景品を差し出したのだった。


美術部ではイラスト伝言ゲームを開催していた。
そこにたまたま居合わせた紫生たち4人と伝言ゲームをすることになった。

順番はくじで決められ、茜、紫生、朔斗、風歌、そらねこ、なろ、翔、kamome、KAITOの順になった。
お題は『桃太郎』。

絵を描くのが得意な茜からスタートし、紫生、朔斗、風歌まで順調につながった。
だが、そらねこが人と桃とは思えない奇妙な絵を生み出したせいで、そこから先は伝言などできたものではない。

最終的に伝達された絵が何かを答えるKAlTOは苦悩して、導き出した答えが『スーパーマーケット』だったためイラスト伝言ゲームは失敗に終わった。

🐥💛
今年は結構力が入ってるな。去年よりも楽しめた気がする
🔥
俺も!
☁️🐈
ボクもすっごい楽しかったぁ!!


🧐
さて、そろそろお昼も近いし、弁当を食べよう
🈂️
せやな!どこで食べる?

🔥
あ、今日は屋上の出入りが可能なんだ。そこで食べないか?
4人
いいな!/いいね!


そう話し合うと、屋上に向かって歩みを進めた。


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