何者....か、まぁ言ってもいいかな....もう会ったし
つらつらと言い慣れた挨拶を並べる
微笑みを顔に張りつけ、名乗る
それぞれの反応をする3人
....五条さんとは、長い付き合いになりそうかな
私の思ったことと同じ事を言う五条さんに少し驚きながらも差し出された手を取る
さっきとのピリついた雰囲気がなくなり、お互いにゆるい雰囲気になる
警戒する伏黒さんと困惑する悠仁に説明を始めるように息を吸う五条さん
100点満点のリアクションをする悠仁に自然と笑みがこぼれる
信じられないといった様子で目を見開く
私は五条悟を抑えられる数少ない呪術師だ。
だからこそ、五条さんに情を移さないように私と五条さんは離されてきていたんだろう
あ!と思い出したように話し出す
そういえば....そうか、宿儺の指の件で来たのだろう
気まずそうに目を逸らしながら軽い口調で言う悠仁
「マジ/ですね」五条さんの質問に自然と3人の声が揃う
食べたというのは初耳だったので悠仁の体を心の中で心配する
不思議そうに言う悠仁にフォローを入れると納得したように頷く
少しし、不安そうな顔になる悠仁
てっきり五条さんが戦うと思っていたので私の名前が出てきて思わず聞き返す
五条さんの言葉を聞き、しゃがみ左足首のサポーターを巻き直す
私と五条さんが話している間に入れ替わったようでしゃがんでいる私の後ろから呪いが上空に飛び上がり襲いかかってくる
一瞬で呪いと同じ高さまで移動し、呪力を呪いの脇腹に込め蹴りを入れる
重力に従い落ちていく体の体制を整え、悠仁の体を真下に押す
屋上に叩きつけられた呪いが口から出た血を雑に腕で拭いながら体制を立て直す
屋上の上に移動し、呪いに殴り掛かると黒い呪力が拳と悠仁の間から溢れる
呪いがそんなセリフを吐いたと思った瞬間、校舎の方へ吹っ飛ばされる
秒数を数えている五条さんと不安そうな顔をした伏黒さんがこちらを見ているのをちらりと見遣り、瞬時に体の傷を治す
そして、悠仁の体を目の前に移動させ膝で軽く脇腹を蹴る
ボキボキボキと悠仁の体の肋などの骨が10本近く折れたがあまり気にせず追撃を仕掛ける
警戒を弛め、攻撃の手をピタリと止めた
10
瓦礫によりかかり座り込んでいる悠仁に手を伸ばし、反転術式をかける
いつもの悠仁に少し安心し、微笑むと悠仁がニッコリと返してくれた
私が頭の側面に手を触れるとフラリと体がこちらに倒れ込む
五条さんの軽い言葉に返す
今回は、宿儺が関わってるし....死刑は避けられなさそう
悠仁を軽々と抱き上げ、外へと向かっていく
手を差し出すと、引き気味ながらも握手してくれる












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。