第3話

3話
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2023/04/25 12:51 更新
何者....か、まぁ言ってもいいかな....もう会ったし
近衛 藍
五条家当主、五条悟さん。
近衛 藍
お初にお目にかかります。近衛家当主___
つらつらと言い慣れた挨拶を並べる




近衛 藍
___近衛藍です
微笑みを顔に張りつけ、名乗る
五条悟
へぇ、なるほどね....
伏黒恵
はッ....!?近衛家当主って....!?
虎杖悠仁
え?
それぞれの反応をする3人



....五条さんとは、長い付き合いになりそうかな
五条悟
これから、長い付き合いになりそうだね
私の思ったことと同じ事を言う五条さんに少し驚きながらも差し出された手を取る
近衛 藍
はい、これからよろしくお願いします
五条悟
うんうん!



さっきとのピリついた雰囲気がなくなり、お互いにゆるい雰囲気になる
伏黒恵
.....
虎杖悠仁
え?どゆこと?
警戒する伏黒さんと困惑する悠仁に説明を始めるように息を吸う五条さん
五条悟
こちら、呪術界の最高権力者の近衛藍様です!




虎杖悠仁
えええええぇぇぇぇ!!???
100点満点のリアクションをする悠仁に自然と笑みがこぼれる
五条悟
いや〜ずっと探してた近衛家当主様がまさかこんな可愛い子なんてねー
伏黒恵
五条先生が探したのに見つけられなかったんですか....?
信じられないといった様子で目を見開く



近衛 藍
私に関する情報は何から何まで隠されてますから
五条悟
どれもこれも僕と藍を離すためだったみたいだけどねー?
私は五条悟を抑えられる数少ない呪術師だ。
だからこそ、五条さんに情を移さないように私と五条さんは離されてきていたんだろう




近衛 藍
まぁ、もう意味ないですけどね
伏黒恵
......
あ!と思い出したように話し出す
五条悟
そうそう、藍との出会いが衝撃すぎて忘れてた!
そういえば....そうか、宿儺の指の件で来たのだろう



五条悟
んで〜、そこの君に宿儺が混じってるんだけど....どゆこと?
虎杖悠仁
あ〜えっと〜....食べちゃった
気まずそうに目を逸らしながら軽い口調で言う悠仁


五条悟
え、マジ?
「マジ/ですね」五条さんの質問に自然と3人の声が揃う
近衛 藍
(悠仁、お腹壊さないかな....)
食べたというのは初耳だったので悠仁の体を心の中で心配する


五条悟
そんじゃ、10秒!10秒だけ宿儺と変わって?
虎杖悠仁
すくな....?
近衛 藍
悠仁の食べた呪物だよ
不思議そうに言う悠仁にフォローを入れると納得したように頷く
虎杖悠仁
え、それってだいじょぶなの?
少しし、不安そうな顔になる悠仁
五条悟
大丈夫大丈夫、藍は強いし...ね?
近衛 藍
....私ですか?
てっきり五条さんが戦うと思っていたので私の名前が出てきて思わず聞き返す
五条悟
藍の実力も見たいしね!
五条さんの言葉を聞き、しゃがみ左足首のサポーターを巻き直す




伏黒恵
後ろッ!
私と五条さんが話している間に入れ替わったようでしゃがんでいる私の後ろから呪いが上空に飛び上がり襲いかかってくる



一瞬で呪いと同じ高さまで移動し、呪力を呪いの脇腹に込め蹴りを入れる
重力に従い落ちていく体の体制を整え、悠仁の体を真下に押す


宿儺
チッ、クソが
屋上に叩きつけられた呪いが口から出た血を雑に腕で拭いながら体制を立て直す


屋上の上に移動し、呪いに殴り掛かると黒い呪力が拳と悠仁の間から溢れる
宿儺
いつの時代になっても厄介なものだなァ!呪術師は!
呪いがそんなセリフを吐いたと思った瞬間、校舎の方へ吹っ飛ばされる



五条悟
7....
秒数を数えている五条さんと不安そうな顔をした伏黒さんがこちらを見ているのをちらりと見遣り、瞬時に体の傷を治す
そして、悠仁の体を目の前に移動させ膝で軽く脇腹を蹴る
宿儺
はッ...!?
ボキボキボキと悠仁の体の肋などの骨が10本近く折れたがあまり気にせず追撃を仕掛ける
五条悟
9....
近衛 藍
.....
警戒を弛め、攻撃の手をピタリと止めた
10
虎杖悠仁
大丈夫だった?
瓦礫によりかかり座り込んでいる悠仁に手を伸ばし、反転術式をかける
伏黒恵
反転術式もできるのか.....
五条悟
チートだよね〜
虎杖悠仁
うおっ、痛いのが無くなった!
近衛 藍
うん、よかった
いつもの悠仁に少し安心し、微笑むと悠仁がニッコリと返してくれた
近衛 藍
.....悠仁、ごめんねちょっと眠ってて
虎杖悠仁
へ....?
私が頭の側面に手を触れるとフラリと体がこちらに倒れ込む




伏黒恵
.....
五条悟
んでさ、どーするの?この子
近衛 藍
悠仁の意見を聞いてみてからじゃないとわからないですね
五条さんの軽い言葉に返す
五条悟
意外だね、「絶対死なせない」とか言うかと思った
近衛 藍
....私は悠仁の選択肢を増やしたいだけです
近衛 藍
今回の件は、さすがにたくさん選択肢を増やせるわけではないですが...
今回は、宿儺が関わってるし....死刑は避けられなさそう
五条悟
そーだね、特級案件だし〜?
五条悟
藍の意見だけで決められる案件じゃないよね〜
近衛 藍
ま、今回は五条さんもいますし....生きるか死ぬかの選択肢は増やせそうですね
五条悟
おじいちゃん達と話しすのヤダなー....
悠仁を軽々と抱き上げ、外へと向かっていく
伏黒恵
.....
近衛 藍
これから、同級生としてよろしくお願いしますね。
手を差し出すと、引き気味ながらも握手してくれる
伏黒恵
伏黒恵。よろしく
近衛 藍
はい

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