nakamu:100
Broooock:100
シャークん:27【危険区域突入】【時間経過で2上昇】
きんとき:100
スマイル:100
きりやん:100
nakamu side
Broooockが怖い。
生きてきて1番かもしれないくらい。
あのファミレスから飛ぶように逃げて、今は車の中運転をしている。
こんな冷静に考えてるように見えて実は動揺しかしていない。
Broooockから距離を置きたい。
頭の整理をしなきゃ
大丈夫、距離を置けばきっと普通に接せられる…………
アクセルを思いっきり踏み込む
あの悪魔から逃げないと
猫のように無邪気笑う彼の姿が、今は悪魔にしか見えない
___半分パニックだった。
でも、あの時少しでも落ち着けれたら
あの事故を防げたのかもしれない。
キキーーーッッッ!!!!!
その後、弾けるような大きい音と激しい痛みに、俺は一瞬で意識を落とした。
起きると病院のベッドの上。
……………きんとき、綺麗だな
あのサファイアの様な瞳
必死になっている横顔
きんときには申し訳ないって思いつつも、
やっぱりそういうことしか思いつかない。
……思ったより早く看護師さんが来て
と言った。
………そうだ
交通事故にあったんだ
なんで?
いつも運転する時にはめっちゃ気をつけてるし………
…………ん?
『運転』、している時に………?
ガラガラガラッ
___運転、している時に。
nakamu:100
↳40
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。