第3話

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2026/06/30 14:00 更新
次元大介
次元大介
でとんとん拍子にこの有様だ
次元の話を聞き終えた不二子がつまらなそうに席を立つ。
峰不二子
峰不二子
とんだ茶番ね
ルパン
ルパン
あれ?不二子最後までお祝いしてってくれないのか?
近寄ってきたルパンが引き留めるが不二子は冷たかった。
峰不二子
峰不二子
この私がご祝儀渡したのよ
それで十分でしょ
ルパン
ルパン
つれないこと言うなよ
石川五ェ門
石川五ェ門
お主これからどうするつもりだ?仕事の方は
ルパン
ルパン
まぁサンマリノで家庭菜園でもしながらのんびり余生を過ごすよ
峰不二子
峰不二子
そうじゃあね
石川五ェ門
石川五ェ門
もう貴殿と会うこともなかろう
五ェ門が背を向けそれにつられるように次元も席を立つ。
あなたは飲み干したお酒のグラスを置き冷静な、だけど少し面白そうな瞳で2人の背中を見上げた。
(なまえ)
あなた
ルパン家庭菜園なんて嘘、私の目は誤魔化せないわよ?アレももう準備できてるんだから
ルパン
ルパン
おいそりゃぁないだろ
置いていかれるルパンが情けない声をあげる中レベッカがルパンの腕を引っ張った。
レベッカ・ロッセリーニ
レベッカ・ロッセリーニ
ルパン記念写真撮るから来て来て
ルパン
ルパン
そりゃぁもう喜んで
披露宴会場を後にし私たちは大聖堂の外へと出ていた。
(なまえ)
あなた
不二子本当に帰っちゃうんだ
まぁあのルパンが他の女と結婚なんて面白くはないよね
丸メガネを上げながら私が呟くと前を歩いていた次元が不二子の背中に向けて低くシブい声を投げかけた。
次元大介
次元大介
素直になれよ
他の女にルパンを取られて焼いてるんだろう
次元の言葉に不二子が足を止める。
峰不二子
峰不二子
冗談よしてよ
不二子はそう言って結んでいた艶やかな髪をふわりと解いた。
その仕草の美しさに私は心の中で小さく口笛を吹く。
次元大介
次元大介
だったらなぜルパンの招待に応じた?
追及する次元の横から私は水色の瞳を悪戯っぽく輝かせて言葉を挟んだ。
(なまえ)
あなた
そうだよ不二子
お祝いする気がないならわざわざサンマリノまでドレスアップして来ないでしょ?ご祝儀まで用意しちゃってさ
すると不二子はゆっくりとこちらを振り返り妖艶な笑みを浮かべた。
峰不二子
峰不二子
あらそういうあなたたちこそ
私の目を誤魔化そうったってそうはいかないわよ
意味深な言葉を残して不二子はヒールの音を響かせながら今度こそ夜の闇へと去っていった。
私はその背中を見送りながら手元のデバイスの画面をチェックしフッとポジティブな笑みをこぼす。
(なまえ)
あなた
やっぱり不二子にはお見通しね
ルパンが本当に大人しく家庭菜園なんて始めるわけないって最初から分かってるのよ
石川五ェ門
石川五ェ門
あの女なぜあのようなことを?
次元大介
次元大介
ったくやりづれぇ女だ
(なまえ)
あなた
いいじゃないいつものことでしょ
私のインカムと次元の無線機が同時に電子音を鳴らす。ルパンからの通信だ。
ルパン
ルパン
[予定通りだぜ現地で落ち合おう]
(なまえ)
あなた
了解、大聖堂周辺の監視カメラのループ映像後15分は維持できるわよ
次元大介
次元大介
はいよ
次元大介
次元大介
あぁそれと不二子が勘づいていやがった
(なまえ)
あなた
私も今カメラのログで確認した
不二子さっき披露宴会場の裏口から完全に姿を消したわ動きが早すぎる
私が水色の瞳を鋭く光らせてデータを転送すると無線の向こうでルパンが舌打ちをする気配が伝わってくる。
ルパン
ルパン
[そいつはグズグズしてられねぇな]
次元大介
次元大介
あぁ
ブツリと無線が切れる。
〜作者から〜
作者
作者
不二子に作戦がバレて「グズグズしてられねぇな」という緊迫感のなかルパン一味の電脳担当として冷静にかつポジティブに状況を楽しんでいるあなたのタフさが伝わっていれば嬉しいです!
この後は五ェ門への説明と王冠強奪作戦へと物語が加速していきます
それじゃ次のお話で会いましょう

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