第29話

27. 友人未満
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2026/02/18 09:00 更新










キルア
アンタ、名前は?
あなた
あなたです、えっと君も迷子かな?
キルア
俺はキルア。迷子じゃねえし、ここに住んでる人間だよ
あなた
……!?!?!!?!!??!
あなた
ぞ、ゾルディックってコト?
キルア
そう。んであなたは何でこんな所にいるの?不法侵入?

イルミが「あれ、もしかして今日母さん達いない?ちょっと確認してくるから待っててね」
とか言いだし、家の前に放置され、はや数分。

いや普通確認取ってから連れてくるよね????
あっそうでした暗殺一家でした。普通なんて存在しないんだった。


どうしたものかと困っていると、白髪で青眼の少年が声を掛けてきた。あのイルミとは似ても似つかない見た目であった為、迷子か親戚の子かな?と思ったが彼もゾルディック家らしい。
つまり、彼も立派な暗殺者ということ。こんなにも、幼いのに。…失礼なのは分かってる。けどごめん、ちょっとカッコイイ……!

あなた
イルミ…君のお兄さんに、ここに捨てられてさ
キルア
イルミの野郎の客人?珍しい事もあるんだな
あなた
やっぱりイルミの客人って珍しいんだ。友達居なさそうだしね
キルア
それ絶対本人の前で言うなよ
あなた
大丈夫、既にもうやらかしてるから
キルア
よく生きてるな、オマエ……
あなた
私もそう思うよ

へへ、と笑うとジッと視線を感じた。
キルアが、何かを言いたげにこちらを見つめていたのだ。

少しの期待と、憧れの入り混ざった瞳で。

あなた
ん?なに、どうしたの?
キルア
ぁ…あのさ、!ともだちに……
イルミ
やあ、キルも一緒だったんだ。
あなた
ぅわお!!
キルア
ぁ…兄貴

足音ひとつせず、にゅっと出てきたイルミ。
よくホラーゲームで見るような現れ方だったぞ。ホラゲのモデルやらされてたりする??

そしてキルアが何かを言いかけたが、イルミにより遮られてしまった。トモダ……誰だ?兄弟とかかな?
それならイルミが来たし大丈夫だよね

イルミ
ごめん、今いないっぽいんだよね。親。
あなた
私が来た意味って本当に何??????
イルミ
いつもなら居るんだけど……運悪いんだねお前って
あなた
私の悪運のせいにしないでくれるかな、イルミ。すごく綺麗な他責だね


あの大きな瞳が少し閉じ、ジト目でこちらを見つめてきた。ごめんって。本当によく殺されてないよね、私。

そしてすぐ横にいるキルアを一瞥いちべつし、口を開いた。

イルミ
……あなた、キルに変な事言ってないよね?
あなた
言ってない言ってない!私嘘ついたことないから信じてよ!
イルミ
そう。ならいいんだよ、帰してあげる
あなた
ほぼ誘拐だからねこれ
キルア
ま……また来いよな、あなた!
あなた
! もちろんまた来るよー!
イルミ
(……だからこの2人会わせたくなかったのに)

私がそう答えると、キルアは嬉しそうな顔を浮かべていた。
えっと、本当にイルミと兄弟なんだよね?この表情筋がだいぶ死んでるイルミとだよ?

幼さ故ってやつかな。もしかしてイルミも昔はこうだったんじゃ…………?
そう考えたところで、イルミから「お前がまたキルに会えるかっていうのは俺次第だからね。二度と会えなかったりして」と嫌な笑みを向けてきたので、全てどうでも良くなった。なんて奴なんだ。





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🈂️かもと
★100ありがとうございます‼️‼️‼️😭😭
🈂️かもと
この作品、前垢も含め過去一でコメント貰えて本当に嬉しいです😿いつもありがとうございます

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