第39話

1,245
2022/11/22 11:00
hoshi
hoshi
どこにいるんだろ、、、
woozi
woozi
うーん、ここら辺公園とかあったっけ?
hoshi
hoshi
あ、そういえばあったような
hoshi
hoshi
よし、行ってみよう
woozi
woozi
わかった


俺たちは声を頼りに近くにあるはずの公園へと向かった












hoshi
hoshi
あっ…
woozi
woozi
あ…

思ったより近くに公園はあって、

そこにある2人がけ程の小さなベンチに座ってる人がいた
dokyeom
dokyeom
I can feel it I can feel it〜♪
dokyeom
dokyeom
 내가 빛이 될수 있음을 느껴〜♪僕が光になれるのを感じる
woozi
woozi
あの人だ…
hoshi
hoshi
ねぇ、あの人の制服見て
woozi
woozi
あっ、俺たちと一緒じゃん!
hoshi
hoshi
やっぱそうだよね!?
hoshi
hoshi
うーん、見たことない感じだから
先輩か後輩、、
hoshi
hoshi
ジフナ、いこ、喋りかけに



正直、怖い




元から人に喋りかけるのは苦手だし、

それが音楽関係となると尚更




でも、初めてだったんだ

少し歌声を聞いただけで惹き込まれて、



この人の為に曲を作りたい




そう思えたこと


俺は勇気を振り絞って

自分に喝を入れるように一言
woozi
woozi
よし、


小さくそう言って彼の方へ歩いていった








woozi
woozi
あの…
dokyeom
dokyeom
…ビクッ あ、はい!
dokyeom
dokyeom
す、すみません!うるさかったですよね、、
dokyeom
dokyeom
直ぐに退くので!ほんとすみません…


俺が少し話しかけただけでこの驚きよう


焦ってその場から駆け出そうとした彼の腕を

俺は咄嗟に掴んでしまった


woozi
woozi
あ、待って!

dokyeom
dokyeom
えっ…


急に腕を掴まれてびっくりしたのか、

凄い勢いで振り返った彼と視線がぶつかる






その瞬間、俺は息を呑んだ


ぱっちりした目に高い鼻

ざっと見ても俺よりも10cmは高いであろう身長に長い足




彼の全てがかっこよく見えて、

心臓がうるさい




掴んでいる腕から俺の脈が伝わってしまうんじゃないかと
不安になって、俺は急いで手を離して早口に喋った


woozi
woozi
驚かせてごめんなさい!
woozi
woozi
俺、ウジって名前でPDしてて、、
woozi
woozi
良かったら、俺の作った歌
woozi
woozi
歌ってくれませんか…?
dokyeom
dokyeom
えっ、えっ、え
dokyeom
dokyeom
えええー!!!!!
dokyeom
dokyeom
あのウジヒョンですか!?!?


さっきの戸惑った表情と打って変わって

目を見開いてあたふたし始めた彼




うーん、今度は俺が戸惑う番みたいだㅎ
woozi
woozi
え、えーと、、
woozi
woozi
俺の事知ってます?
dokyeom
dokyeom
もちろんです!
dokyeom
dokyeom
俺ウジヒョンの作った歌が大好きで、新曲が出たら欠かさず聞いてます!
woozi
woozi
…//


ただでさえ大きい目をキラキラささて

嬉しそうに、そして幸せそうにそう話す彼
woozi
woozi
あ、ありがとう…//


あの3人以外からこんなに歌を褒められたのは久しぶりで

耳まで赤くなるくらいには嬉しかった




そんな俺を見てにこにこと微笑む彼


あぁ、声をかけれて良かったな

心からそう思った
dokyeom
dokyeom
ウジヒョンって高2なんですよね!?
俺の一個上なだけなのにほんとすごいです!
woozi
woozi
う、うんㅎ
てことは…後輩?
dokyeom
dokyeom
はい!なのでタメで大丈夫ですよ〜
woozi
woozi
わ、わかった、、ㅎ
えーと名前聞いてもいい?
dokyeom
dokyeom
ドギョムです!イ・ドギョム
woozi
woozi
俺の本名はイ・ジフン
woozi
woozi
ウジでもジフナでも好きな方で呼んで
dokyeom
dokyeom
わかりました
じゃあ…ジフニヒョン!
woozi
woozi
うん…//
dokyeom
dokyeom
さっきの話って…
woozi
woozi
ああ、俺の歌の話ね
woozi
woozi
たまたまここ通った時にドギョマの声が聞こえてさ
woozi
woozi
すごく綺麗な歌声だったからつい…
ほんと迷惑じゃなかったらでいいんだ
woozi
woozi
ドギョマのために曲作るから、歌ってもらえないかな?
dokyeom
dokyeom
も、もちろんです!
大好きなジフニヒョンからそういってもらえて、、俺幸せです!
woozi
woozi
ㅎㅎ
woozi
woozi
ありがとうㅎ



こうして交わされた俺とドギョムの約束





人見知りで初対面の人にはあまり素で話せないけど

なぜかドギョムとはスムーズに話せた





彼の明るい性格のせいかな


キラキラと輝やく瞳は綺麗で、彼の笑顔は


泥沼へと落ちていく俺に差す一筋の光のようだった

next

プリ小説オーディオドラマ