第132話

見ていた人、知った人
331
2025/10/26 01:00 更新
幽霊のようにフラフラと歩くあなたの後ろを
とある人物たちが見ていた
レジ袋を被った者、
猫耳のフードを被った者、
中立の立ち位置にある者達。
その2人は不思議に思い、
最近目立った変化がなかった者達を呼びに行った
ドジな物知りのいじられ者、
少し毒舌なヒョウ柄の者、

魔女帽をかぶったカタコトな半霊の者、
金髪の少しガラの悪い天使の者、
紙を頭に貼った不思議な者、

計5人を連れて
緑色
本当にあなたは屋上に行ったの?
トラゾー
本当ですよ!カメラにも収めました!
レパロウ
…少し心配ですね
エーミール
レパロウ君が心配しとる、珍しいなぁ
金豚きょー
屋上に行ったのが告白とかだったら
どーすんねん
コンタミ
でもカフェに行ったのと
昨日のこと、嘘と一緒に広まってるから
告白の可能性は低くない?
クロノア
昨日のって、フローシアさんが
虐められたとか言うやつですか?
並んで歩く七人の者は、
様々な可能性を考えていた。
屋上へと続く階段の方へと向かっていると、
何人かの令嬢とフローシアの姿が見えた
クロノア
…一応隠れましょう
近くにあった教室の中に入り、
息を潜めた。
近づいてくる者たちは
甘い香りを漂わせ、虚ろな目をしていた。
香りに顔をゆがませ、
虚ろな目に不思議に思っている者たちは、
静かにしていたが、
会話が聞こえると、直ぐに声を漏らした
貴族令嬢
あの女、とも様の妹だからって
調子に乗りすぎなのよ
貴族令嬢
まぁいいじゃない、
今回のことでスッキリしたわ
貴族令嬢
彼奴も懲りたことでしょうしね
サーシャ・フローシア
でも、3人ともやり過ぎじゃなかったぁ?
サーシャ・フローシア
血出てたよぉ?
貴族令嬢
ごめんね、血怖かった?
でも大丈夫だよ。
貴族令嬢
そうそう、彼奴直ぐに傷治ってたし
貴族令嬢
表情変えないんだもん、
逆にこっちが怖かったわ
緑色
…は?
トラゾー
…会話内容はメモ取りましたよ
金豚きょー
チッ
レパロウ
もしかして…
コンタミ
あなたちゃん、
クロノア
通り過ぎたら直ぐに屋上に行こう
エーミール
ともさんの妹って、しかも、血?
困惑を隠せずに、全員、
直ぐに屋上へ行きたいという思いを隠して
4人が離れるのを待った
離れてからは、直ぐに屋上へと向かったが、
其処には少量の血と
魔力の痕跡しか残っていなかった
エーミール
多分、人避けの魔法の跡です
クロノア
…確かに、ここにあなたちゃんの匂いは残ってるよ
クロノア
一番強い香りがするのは、
其処の血のあたり
緑色
許せない
トラゾー
でも証拠が少ないですよ…?
金豚きょー
記事にしたとしても、
信じてもらえない可能性の方が高い
レパロウ
…取りあえずは、本人の状態じゃないですか?
コンタミ
そうだね、今日はもう遅いから
明日あたりに聞いてみよう







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