第40話

決断
31
2025/04/27 01:46 更新
リク
リク
…よく考えたら確かにそうだよね…
リクはユメに言った。
ユメ
ユメ
いや、みんなの意見を尊重したいんだけど…その、意外と楽しかったなーって。
リーナ
リーナ
ニコラさんが悲惨な目にあったり、
リク
リク
時にはニコラがブチ切れ、
ユメ
ユメ
ニコラがデリカシーのないことを言い、
ニコラ
ニコラ
そしてオレが毎回オチを担当した。
リク
リク
ちょちょちょ、全部ニコラじゃん!!!
長く続きそうなニコラのやらかし話をすかさずリクが止めた。
ニコラ
ニコラ
は〜。オレって意外と役に立ってたんだ〜!
ユメ
ユメ
謎の自信持つな!
リーナ
リーナ
…やっぱりなんだかんだでこの雰囲気が良かったんですね。
リク
リク
…でもやっぱり僕は二人の意見を尊重するのが一番だと思うんだ。
ニコラ
ニコラ
本当にいいのか…?
しばらく間があった。
ユメ
ユメ
…………
ユメ
ユメ
やっ、
ユメ
ユメ
やっぱリクのとーりだよ!みんなのことを考えられるパーティがいいもんね!
誰が聞いても無理をしたように聞こえる声でユメが言った。
ニコラ
ニコラ
ゆ、ゆm
ユメ
ユメ
で、いつ行くの?
ニコラ
ニコラ
明日…には行けると思う。
リーナ
リーナ
私もです。
ユメ
ユメ
そっか!じゃあ荷造りしないとね!!さ、頑張れ!そのドジっぷりで二人ともやれるのかなぁ?
リク
リク
ユメ…無理してn
ユメ
ユメ
…ないよ!もう逆に楽しみ!二人がどうなるのか!
リク
リク
…そう…………
リク
リク
その…僕もこの機会に前に住んでた村に行こうと思うんだ。
少しユメの息が止まった気がした。
リク
リク
ユメはどうするの?
ユメ
ユメ
私はっ……
ユメ
ユメ
銭湯で働いて頑張って暮らしてくよ。
リク
リク
…ごめん。
ユメ
ユメ
えっ。
リーナ
リーナ
私も勝手にすみませんでしたっ。
ニコラ
ニコラ
オレも…
ユメ
ユメ
全然良いんだよ!さっ、明るくいこう!
リク
リク
あっ、僕マロピーに挨拶してくるよ。
ニコラ
ニコラ
オレも一応店長に挨拶してくる。
ニコラ
ニコラ
…一応。(会いたくねぇ……)
リーナ
リーナ
私も行ってきます!
ニコニコ畑にて。
マロピー
マロピー
へぇ〜、寂しくなるねぇ。
リク
リク
そうなんだよねぇ…雰囲気も嫌な感じでさぁ…
マロピー
マロピー
ん〜、私もわちゃわちゃした感じ好きだったなぁ。
マロピー
マロピー
ずっと一人で仕事してたしねぇ。
リク
リク
軽い気持ちで過ごしてたけど、意外と良かったんだよね。
マロピー
マロピー
じゃ、明日、見送りするから!
リク
リク
おぉ、いきなりぃ。
マロピー
マロピー
元気でいろよ、友よ。
マロピーがなんかのワンシーンのように手を出してきた。
リク
リク
う、うん。
『ガシッ』
強い握手をした。
翌日。

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