第24話

23🧸(🐧🦊)
469
2024/01/16 05:00
ふたりともどうしたんだろう…?


SUNOO
SUNOO
ヒスニヒョン!!大丈夫ですか!?
色々買ってきましたよ!!
SUNGHOON
SUNGHOON
ヒョン何が欲しいかなーって…






ソンフニがビニール袋を漁って、ゼリー飲料とかみかんとかを出してくる。




買ってきてくれたの…?





SUNOO
SUNOO
ヒョン、今食べちゃいます?
おなかすいてるなら。


さっきジェイにご飯もらったし…。




いらない、と首を横にふる。




SUNOO
SUNOO
じゃあ、冷蔵庫入れてきますね!



そう言ってソヌは部屋を出た。



SUNGHOON
SUNGHOON
あの、ヒスニヒョン


ん?

SUNGHOON
SUNGHOON
今する話じゃないかもしれないんですけど、ヒスニヒョン、今まで冷たかった…
っていうか、塩だったじゃないですか。




…やっぱり、ソンフニも思ってたんだね。




いや、みんな思ってるよね、こんな状態の兄が一緒に生活してるなんて。



SUNGHOON
SUNGHOON
…でも、最近は笑顔も診られるようになったし、少しずつ頼ってくれてるような感じがして…





SUNGHOON
SUNGHOON
僕、すっごく嬉しいです、ヒョン。



ソンフニがそう言って僕に笑いかける。



自分でも少しずつ感じてたけど、最近は無視することが減った。




どちらかというと、返事をするのを恥ずかしがってるシャイな子…的な………?




はっ、何言ってるんだ、自分に対して…






SUNGHOON
SUNGHOON
これからは、もっと頼ってください。
今までみたいなことがあったら、すぐ電話してください。


HEESEUNG
HEESEUNG
…うん。ありがとう。


SUNGHOON
SUNGHOON
はぁー…。久しぶりにありがとうって言われたな、


HEESEUNG
HEESEUNG
…ん、?
SUNGHOON
SUNGHOON
あ、いや、なんでもないです



SUNOO
SUNOO
ただいまぁー!
ちょっと盗み聞きしちゃったんですけど、僕にも頼ってくださいね!!着信の音量MAXにして電話くるの待ってるんで!!
SUNGHOON
SUNGHOON
そうしといたほうがいいね、



えっ




音量MAXにするなら、なんか電話しづらいじゃん…。










でも、ふたりともそう言ってくれて嬉しい。





これからは、もうちょっと頼ってみよう。









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