第2話

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2026/05/02 12:00 更新
 

   
   朝。

   いつもの電柱の前で
   幼馴染たちと待ち合わせをしていた。


あなた
 …あ、さすが
 早いねアンタら 

   相変わらずマナとライが一番乗り。

   私のその輪に混じって
   今日の予定について話す。

 inm
 5時間目体育はゴミ 
あなた
 横腹痛くなるし
 胃から昼食出てきそう 
 hbc
 わかるww 
 akg
 …あ〜!みんな早くね〜? 

   右手をブンブン振って
   走ってきたピンク髪はウェン。

   電柱に追突しそうな勢いだ。

あなた
 おは 
 inm
 おっはよー 
 hbc
 ……あれ、
 向こうの2人ロウとるべじゃん 
 akg
 ほんとだー! 

   ロウは寝起きなのかボサボサの髪、
   ショウは無駄にツヤツヤな髪を靡かせて
   向こう側から歩いてきた。

   言い争いをしているのがデフォ。

 hsrb
 国語の小テストは 
 俺の勝ちですね 
 kyng
 まだわかんねぇだろ 
 イキるな

   さらに反対側から、テツを
   無理やり引っ張ってくるリトの姿が。

あなた
 …なにあれ、漫才? 
 akg
 テツ昨日ド深夜まで
 ゲームしてたからねー 
 sik
 リトくんやめてぇ… 
 usm
 テツ起きろ〜!
 まだ夢ん中だろお前! 

   残りは1人。

   カゲツは大体
   遅刻するかビリかどちらか。

 mrkm
 …………おはよぉ… 
 kyng
 おせぇよ 

   みんなが揃った。

   このまま学校に
   行くのかと思っていた、私は。

 inm
 あと1人だね 
 hsrb
 ゆゆちゃん
 寝坊じゃないですか? 
 usm
 起きれないなら
 迎え行ってやるのに 

   ゆゆ。

   その名前が出た途端
   私の気持ちがずんっと沈んだ。

   いつからか私たちの輪に
   混じり始めた小学生女児。

   8人に媚びを売っていて
   私ことを毛嫌いしている。

あなた
 (私と喋る時だけ
 態度違うの怖すぎる) 
 hmmy
 …お待たせ〜、みんな! 

   てとてとと効果音が
   つきそうなほどのぶりっ子走りで登場。

   …と、思ったら
   私たちの目の前でずっこける。

 hbc
 っあ…! 
 kyng
 …おい、大丈夫か 

   ゆゆちゃんが
   顔を上げたと思ったら、
   その瞳には涙の膜が張っている。

   小3が転んだごときで泣くな。

 sik
 あー…えっと、
 俺おぶろうか…? 
 mrkm
 まず手当てからやないん? 
 akg
 ゆゆちゃん立てる? 
 大丈夫?

   小3に群がる高2。
   ロリコンでしかないと思う。

   ゆゆちゃんが立ち上がって
   袖で涙をゴシゴシ拭く。

 hmmy
 ……ゆゆ、大丈夫だもん 
 inm
 …ほんと?
 無理しちゃダメだよ? 
 hsrb
 俺たちなんでもしますけど 
 hmmy
 …なんでも?
 なんでもいいなら…… 

   一瞬考える仕草をしたあと、
   私に向かって一直線に指を指した。


 hmmy
 この人、
 どっかに連れてって 

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