第20話

19.
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2026/05/03 08:00 更新
ak side
あれから、ちぐちゃんともあっととぷーのすけとも関わりが増え、とても仲良くなることができた
気が付けば、おれは夏休みに入っており、何も予定がない日はここに来ることが多かった
それは、けちちやまぜちにも言えることで、2人とも家にいるよりはここにいた方が…ということが多かった
おれは別に2人の家の事情に深く首を突っ込む気は一切ない
2人から言い出してくれたら、しっかり聞こうと言うくらいだ
第1、俺だって、人にはあまり言う気もないし…
にしても、ここ最近ずっと気になっているのは1ヶ月半前ほどにけちちが話していた生贄のお話
けちちが言っていたことが全て本当なのだとしたら、おれはもう1年後には生きていないのかもしれない……
2人に出会ったのは弥生の終わりで今は葉月
たった4ヶ月の付き合いだけれど、それでもおれはとっても成長した
昔のままの俺だったら考えもしなかったことが、頭の中を巡っているのだから……






そんなことをいつもの木の下で考えているといつの間にか、けちちとまぜちがやってきていた
mz'
よぉ、あっきぃ
ak
今日は2人ともちょっと遅かった?
kty'
そうかな?
kty'
というか、3人は今日は来ていないんだね…
ak
うん…でも夕方に来るかもしれないし、おれは今日は暇だからずっとここにいるつもり!
ak
2人は用事とかあるの?
この2人は俺よりもこの森に居れることが少ない
まぜちに関してはおれと同じか少し多いぐらいだが、
けちちに関しては夏休みに入ってからというものなかなか一緒に過ごすことができない時間が続いていた
mz'
俺は今日は名いっぱいいるつもり
kty'
僕も、今日やるべき事はさっき片付けて来たから居れるよ!
ak
じゃあ、久しぶりにみんな最後まで居れるんだね!
ak
それなら、ちぐちゃんたちも会いに来て欲しいなぁ
mz'
というか、さっきあっきぃは何をしてたんだ?
kty'
たしかに、1人だったしつまんなかったんじゃないの?
ak
おれはさっきあっちに咲いているひまわりを見ていたの
ak
とっても綺麗だよね
ak
太陽に向かって光をくださいって手を伸ばしているような姿がさ……
何故かはおれにだって分からない、
きっと本当のことを伝えたって良かった
『前、けちちが言っていた生贄について考えていたんだよね』って
でも、なぜかこれは言っちゃいけないような気がしてとっさにそんな嘘が出ていた
mz'
ひまわりは太陽に手なんか伸ばしてないぞ?
kty'
違うよ、まぜち、あっきぃはお花が太陽の方向を向いていることを言っていたんだよ!
mz'
あぁ、なるほどなぁ
mz'
あっきぃ、詩人みたいだな
ak
ちょ、けちち全部説明しないでよ!
ak
おれが恥ずかしくなってくるじゃん!
kty'
あ、え、ごめんあっきぃ…
ak
いや、別に怒ってるわけじゃないけど、
mz'
あっきぃ恥ずかしかったんだぁ
mz'
自分で言ったのにぃ?
ak
あぁ、もう!
ak
この話はおしまい!
ak
ほら、みんなで遊ぼ!
kty'
そうだね!
あぁ、少なくとも、こんな幸せなおれの大好きな時間がこのままずっと続いていけばいいのに___















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