スンミンは意外と思ったよりも、おしゃべりな奴
らしく、その口はストップする事を知らない。
今日はボーカルレッスンをしただとか、
俺が着ている服がボーカルの人みたいだったのに
ダンスを始めたからビックリしただとか。
その脅威のスピード感に、俺は別の用途で口を
動かしながら頭を縦にブンと振るしか出来ない。
そうしていると、1人話しているのがつまんなく
なったのか、尻尾を左右にフリフリしなくなった
犬の様に俺への返答を求める話題を出して来た。
最初は、僕はね〜だったりの文法を使って
自分の事を話すのかと思っていたが、やっぱり
俺の返答を待ちわびているらしい。
人には全く話さない自分の事についてを、
スンミンの様に聞きやすく文法で表すのは、
思ったより相当難しい様で、考えていた事が、
単語のまま口に出てしまう。
ただ、スンミンは最初それを聞いて?を顔に
浮かべていたものの、なんだか同じものを目指す
同士として、その意味が分かったらしい。
ダンスだけじゃなくて、ボーカルもしてみたい
だとかそういう考えは当時全くなかったけれど、
気付けば純粋に"あのステージに立ってみたい"と
願っていた自分が居た。
そんな星からうっかり溢れてしまいそうな願いを
軽々と拾った此処はやはり3大事務所と言われる
程の力があるのだなと実感させられる。
そんな自分語りを適当に終えると、スンミンは
聞かせて!なんて目を輝かせるから困るものだ。
だが、やだ、という俺の一言と表情が心にだいぶ
刺さったらしく、今度はさっきペラペラと
話していた話題を掘り下げる事にしたらしい。
___なんだろう、初めて認めて貰えた感覚。
別に凄いね、だったり上手だねなんて、
第三者でも友達でも、誰でも言われる。
でも、そんな上辺だけじゃなくて、
スンミンは"俺"っていう人を見てくれる。
俺っていう悶えながらも枯れずに咲いた"結晶"を
ちゃんと、見極めてくれたんだ。
この世の中、ズルして、適当にやったりしてる
ヤツの方が評価されて、その腐ったゴミクズが
正当化されているのに。
でもこういう人が極稀にいるから、この世の中は
ギリギリ成り立っているのかもしれない。
リノヒョンも頑張ってね!なんてキツイはずの
心を極限までに整えて出すその笑顔が俺の救い。
今ではペテン師とか言われてるけど、
やっぱり🐶ってThe・JYP人間ですよね。
会話とかリアルさ求めて書いているのですが、
ちゃんと2人の感性捉えられてるのか不安。
そしてアンケート‼️皆さんの時間知りたい‼️
アンケート
何時に読む❓️
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良ければお願いします‼️ → next ♡×50
次回からスンミン視点です🐶。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。