楼光 月影
光の部分を月の力として使用し
半月や三日月の欠けた部分は影として攻撃する
半月の部分まで攻撃した場合影の部分の攻撃が遅れて出る
このまま攻撃を喰らっていったら負けるのは俺…
どうするべきか…考えろ…考えろ…
考えながら攻撃を受ける晶強に一つの記憶を思い出す
そういえば…ご先祖の仏壇に俺と同じ色の結晶があったな
「この結晶は先代の方が最後に残した結晶なのよ」
「今は欠けているけど元の結晶に戻ったらこの家の当主に力を預けることにするの」

「晶強…もしあなたが家の当主になってたら、あなたは誰かを護る優しい人になりなさい」
そう母に言われた
その時の俺は自分が強いのかどうか分からなかった
だから訊いた
「母上…俺は強いから人を護るのですか?」
「いいえ…あなたは確かに強い」
「でも…強いから人を護るわけじゃない」
「じゃあなんで俺は…?」
「晶強は晶強だから…」
俺は俺だから…
分からなかった
「晶強…晶強はきっとみんなの前に立つ憧れなんだと思う」
「気づいてないのかもしれないけど…晶強。あなたは誰かに対しての想いやりが優しい人だから」
想いやり…か
今思えば自然に今の国の仲間達は俺が全員…話しかけた人たちだったかな…
強さだけに囚われていた俺は惨めだな
不甲斐ない俺をどうか許してくれるだろうか
優しさ上の強さ…それを母上に教えてもらった
今はその想いを…戦いに使わせてもらう
想いを思い出した晶強は無桜の刀を握りしめ破壊する
破壊された…手に結晶の力が…!?
晶強は素早く間合いに詰め攻撃する
早いし…刀が折られた…!
結晶の力だけでこのまでの力を引き出したのか!
結晶の力は極限にまで満ちた…が
その想いは結晶という力だけであった
月の力が使用できない…もしかして結晶だけの力を使ってたからか?
まぁいい…俺は今ものすごく身体が軽い
無桜が折られた刀は影の力により一度復元させた
その姿…まさに恐怖そのもの
国の部隊が戦っている中…一つの影が見えた
そうそれは…紛れもなく
無桜が憎む…クラックだった















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。