月曜日の朝 、まだ6時にもなってないのに起こされる 。
起こされる時の言葉は決まっていて 、"お兄ちゃんはもう家出たよ " だ 。
最近の口癖は「うるさい」
お母さんはずっとお兄ちゃんがって言うからもう嫌で嫌で仕方がない 。
軽い支度を済ませてから 、居心地の悪い家を出る 。
( ガチャンッ
家を出たと同時に声をかけられる 。その声のした方を見ると 、明らかに一緒にいると目立つであろう 、金髪に毛先が緑のやつが立っていた 。
いや 、これは金じゃなくて黄色 、?
緑じゃなくて黄緑かもしれない 。だが興味はない 。
騒がしいぷりの話を受け流しながらスマホを開くと 、有り得ないくらいの通知が溜まっていた 。
もう一度スマホの通知を確認する 。
今度はグループじゃなくて " 友達 " の欄
そこには1人の人物から 「 今日 、委員会ではやくいくから一人で行く 」 と通知が来ていた 。
「 了解 」 と軽く返事をして 、既読が着くのを確認したあと 、スマホの電源を切る 。
ぷり 、自分では気づいてないのかな
ぷりが " もし " とか " 例え話 " で話す時はそれがホントなことが大半だから 。
今日の楽しみが 、一つだけ増えた気がした 。
まあ 、気がしただけ 。
" なんかやる気おきない
" 今日びびくん8周年だっけ?
" アピールとかしないの?あの人
" 忘れるとこだったよまったく












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。