部屋に着くまで
長い長い廊下を2人で歩く 。
どうしよう 気まずさMAX 。
変に話し掛けたら怒るかな …
顔を背けながら
そうやって言うスグリ 。
やっぱり気まずいもんな …
ドアを乱暴に開けて
部屋の中に私を押し込むスグリ 。
体勢を崩して私は軽く尻餅をつく 。
ガチャと鍵のしまる音がした 。
おそらくスグリが
内側から閉めたんだろうけど …
閉める必要ある ?
いきなりしゃがみ込んで
私の顔を覗いてくるものだから
顔の良さに驚いてしまった 。
そういや スグリなんか
顔立ち変わった … ?
私が手を伸ばして
スグリの目元に触れると 、
一瞬肩を震わせたものの
すぐに黙り込み 、
されるがままだった 。
なんだか不思議な感じになり
慌てて手を引いた 。
スグリは立ち上がって
私のベッドに腰を降ろした 。
容赦ないな (
私も来たばっかだけど !
スグリはそのまま
ベッドに寝転がり 、
天井を見上げた 。
) ギュッ
いきなりスグリが
こちらに体重を預けてきて
一気に体勢を崩しそうになる 。
急に何 !?
って思ったけれど 、
それはスグリを見て分かった 。
スグリは 目を閉じていた 。
… 眠っていたのだ 。
ちょうどベッドの上だったのもあり
どうにか寝かすことは出来た 。
でも 、起きたら怒られそうだな
とは思ったけれど
そんなこと言ってる場合じゃないし 。
何より 、酷い隈だったし 。
魘されているスグリの頭を
撫でてあげることしかできなかった 。
スグリは 、どんな想いを抱えて
チャンピオンにへと
成ってしまったのだろうか 。
きっと 物凄い感情の渦だったはず 。
スポットライト💡
りさ ! さん 3回
ありがとうございます🍀













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!