案外普通に接してくれたスグリに
手を振りながら 私はスグリの
背中を見送るのだった 。
なんだ 、やっぱ根は変わってないのかな 。
言葉の芯は優しかったし 。
後ろを向きながらも
軽く手を振り返してくれたスグリ 。
なんか仕草は
少しばかし大人っぽく
なってるけど 、
やっぱり可愛げあるなぁ (
そこまで酷い印象ないなぁ …
食堂にいた生徒達が
私の周りに来て
何故か沢山質問をして来る 。
そんなにおかしなことは
やってないはず …
) バタン
友達関係もどうにかしてあげなくちゃ (
そんなこんなで私は
ブルベリーグに参加する申請をした後
リーグ部の部室へ向かった 。
すると 、その部室の空気は
さっきと比べて
とんでもないほど最悪だった 。
まぁ何故かは見れば
すぐに分かるけど …
椅子にスグリが座っていたからだ 。
皆がスグリの目に止まらないように
必死に息を殺して
部室から出ようとしたり 、
何かを書いたりしている 。
それくらい
スグリという存在が
この部では脅威なのだ 。
こりゃ 、できる友達も
できないわけだ 。
でも 、少なからず私は
スグリの友達で在り続ける 。
それをきちんと理解してくれれば
スグリも変わるはずだ 。
スポットライト💡
春香 さん 1回
ありがとうございます ❤️🔥


















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。