第16話

🪡12話
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2026/09/13 06:34 更新
マルバス・マーチ
レディ
マルバスは軽く一礼したあと、あなたに右手を差し伸べる。
マルバス・マーチ
僕と一曲いかがですか?
あなた
!喜んで

♪〜
2人がホールの真ん中に行けば、自然と演奏が始まった。
楽師たちが奏でるのは、ワルツで最も代表的とされる「美しき青きドナウ」
マルバス・マーチ
また上手になったね
あなた
ふふっ
あなた
マーチくんと踊るために、いっぱい練習したんですのよ
マルバス・マーチ
嬉しいなぁ

あなた
そう言うマーチくんこそ、お上手ですわ
あなた
思わず見惚れてしまいそう
マルバス・マーチ
……それ、他の男には言っちゃ駄目だよ
あなた
あら嫌だ

あなた
マーチくん以外の男性(ジェントル)と踊る気なんてなくってよ
入間side
鈴木入間
ねぇ、アズくん
アスモデウス・アリス
はい!
鈴木入間
マルバス先生とあなたちゃん以外が踊らないのは何で?
踊るスペースは十分すぎるほどあるのに、周りはあの2人を遠くから眺めているだけ。
アスモデウス・アリス
あぁ、それが暗黙の了解(・・・・・)だからです
鈴木入間
暗黙の了解(ルール)?
アスモデウス・アリス
はい

アスモデウス・アリス
“ドールザニイの悪魔がパートナーと踊っている間、他者は踊ることを禁ずる”
アスモデウス・アリス
これがそうです
鈴木入間
へぇ
アスモデウス・アリス
ドールザニイは陶器人形をそのまま活かしたような悪魔です
アスモデウス・アリス
それゆえ、少しの衝撃で割れてしまう
アスモデウス・アリス
これは、それを防ぐために出来たルールですね
鈴木入間
(し、知らなかった…!)
おじいちゃんもオペラさんも何も言ってなかったし…まさかそんな特徴があるだなんて。



オペラ
あなた様と踊りたいようでしたら、私が伝えてきますよ
鈴木入間
わぁっ!?
音も気配もなく後ろに現れたオペラさん…。
鈴木入間
(ビックリした…)

アスモデウス・アリス
あなた嬢にはパートナー(マルバス先生)がいますし、私は遠慮させていただきます
鈴木入間
ぼっ、僕も上手く踊れる自信が…
オペラ
ふむ

オペラ
では、こう言うのはどうでしょう
鈴木入間
?
オペラ
あなた様のSDにレッスンをつけてもらうのです
鈴木入間
それは有難いけど、SDって忙しいんじゃ…
オペラ
ご心配には及びません
オペラ
少々、ツテがありますから

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