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第1話

恋壁 21cm
19
2026/05/24 02:10 更新
お願いです神様。


 


もう一度人生をやり直せるなら





俺を男にしてください。






中学1年生の夏。

俺は今でも思えるほどにド陰キャ生活を送っていた。

ある日、体育の授業でサボりたくて見学をした。

俺の学校は生徒数がすごく多いところで、
体育の授業は2クラスで行われる。

俺のクラスでの見学は俺だけだったのですごく心細かった。
先生
はーいじゃあ、見学の人はそこで立っててねー


山田 理音
うーん…
すごく暇すぎる!!

んでもって知らない人多すぎる!!( ;∀;)

山田 理音
(んで隣の人目付き怖…身長高ッッッ!!
え、しかも女か男かわからないんですけど、え?がちでどっち…?)
山田 理音
あ、のさ、名前なんていうの?
???
え、あーー、















藤井 莉華
莉華
藤井 莉華
藤井莉華ふじいりりか
山田 理音
莉華ちゃんっていうんだ!
…私は山田理音!よろしく、ね!
藤井 莉華
よろしくーー


















俺たちの出会いはそこだった。



そのあとはそこまで話すことなく、そのまま二年生を向かえた。


















二年生のクラスも離れていた





山田 理音
よし子ーーー
山田 理音
よし子ーー!!!!
胡桃(よし子)
あ、はい?笑
胡桃(よし子)
てかいい加減その呼び方やめてもらえます?笑笑
山田 理音
えーー、昔の呼び方ありきたりやしなーー( ;∀;)
胡桃(よし子)
あーね?笑
山田 理音
てかあんたここのクラスになったん?
胡桃(よし子)
うんそう
山田 理音
山田 理音
莉華ちゃんもここなんだ、よろしくね(ニコッ
藤井 莉華
よろしくーー
山田 理音
いいなぁ二人ここで、、
私のとこ友達おらんからさみしいんですわ笑
山田 理音
ここ友達多いし、休み時間ここにくるしかないけどすげーーー遠いんだよなー、
胡桃(よし子)
どんまいヽ(´・∀・`)ノ
山田 理音
まぁいいや、そろそろ時間やばいしクラス帰るわーーー
山田 理音
ほなまた放課後~~~
胡桃(よし子)
あいよーー



二年生のクラスは、ほんとに友達がいなかった。



友達じゃなくても話せる人がいるだろうと、何度も何度も挑戦していろんな人と話してきた。









が、自分の根も葉もない噂がやはりずっと流れたりしていたため、俺は休み時間、他のクラスで過ごすことが多かった。



山田 理音
 . . . 
それはとても、























辛いことだった。
胡桃(よし子)
理音?
山田 理音
え、あ、ごめん、なんだったっけ
自分の非ばっか責めてしまう。



「普通じゃない」



「俺だけこんな目ばっか」



「皆はあんなに優秀なのに」



      劣等感が俺の背を刺す。





自分のこれまでの行いがここに現れる。

そんな言葉を信じたとしても、根も葉もない噂は、それは、どうなんだろうか。



        「 不良 」

そんなレッテルを貼られて過ごした小学校生活と同じように、中学校もそう過ごさないといけないのか。



それは嫌だ。



そう思って今まで過ごしてきたつもりではあった。



でもそれは、伝わりきっていなかったらしい。








それでも小学校のときから仲良くしてくれている胡桃には感謝だな。

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