ミナside
次の日になって朝を迎えた
いつもの寝坊メンバーも起きてきて
あなたの下の名前以外のメンバーが
みんなリビングに降りてきた
そう言って体温計を持って
あなたの下の名前の部屋に向かおうとした時
頬がピンク色に染まっているあなたの下の名前が
階段からフラフラと降りてきた
こっちを見てまた歩き出したあなたの下の名前は
そのまま前に倒れ込みそうになった
そんなあなたの下の名前をナヨンオンニがキャッチし
ナヨンオンニの胸の中で
抱きしめられてる形になったあなたの下の名前
ナヨンオンニの腕の中で嬉しそうに笑ってるけど
まだ絶対熱あるのに
一人で降りてくるなんて危なすぎる、
多分やけど熱が引いたら少し説教かな、?笑
あなたの下の名前の可愛さに負けて抱っこした
そのままリビングに向かいソファーに座らせる
昨日薬飲んだはずやのにまた熱上がってる?
昨日よりも幼くなってるあなたの下の名前
可愛いけど今は心配、
体温計を嫌がるあなたの下の名前
さーたんからのぎゅーをご褒美に頑張れるらしい、笑
ナヨンオンニがあなたの下の名前に体温計を挟み
少しすると ピピッ と小さな音が響いた
あなたの下の名前本人はご褒美として
サナにハグをされて嬉しそうに笑ってる
だけどそんな安心もしてられへん
体温計の数字は 「38.9」 そう表示されてるんだもん
それはあなたの下の名前がこんなに幼くなるわけだ
相当なストレスと疲れが溜まってたんやな、
しんどそうなあなたの下の名前をサナが抱き上げで
半分無理やり、部屋に連れていった
今すぐにでも変わってあげたいくらいの
あなたの下の名前のしんどそうな姿
そんなあなたの下の名前をこれ以上無理しないように
そして熱が下がるように願いながら
ソロでの雑誌の撮影に向かった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。