<霊野優也の個室>
…朝か…
…昨日のことが頭から離れない…
緋川さんを…守らなきゃ…
そういえば、昨日…朝は食堂集合って言ってたか…
<食堂>
そこから、みんなが続々と食堂に来た。
恐らく全員集まっただろうと思い、人数を数えてみることにした。
その時、放送器からあの忌々しい声が聞こえた。
…なんて悪趣味な放送だ。
点呼をとって、居ないのが月城さんだ、ということがわかった。
それは、俺にとってとても不気味に感じられた。
すると、ガチャっと音を立て、ドアが開いた。
月城さんは、無言で席に着いた。
そんなような話をしながら各々が解散し食堂を離れていった。
さて…何処へ行こうか…
<廊下>
俺もとりあえず食堂から出たけど…誰かと話すか、1人で過ごすか…
ヰ室さんにお経をみっちり教え込まれた…
そう言ってヰ室さんはどこかへ行ってしまった…
…お経で疲れたし、少し部屋で休もう…
そうして俺は、部屋へ向かった…
<霊野優也の個室>
すっかり熟睡していた…
今は…7時58分!?
やばい、晩御飯はこのくらいの時間だったはず…!
<食堂>
すると、奥から広瀬さんと瑠々音さんが出てきた。
お、美味しそう…!
米長さんのいただきますを機にみんなが続々と食べ始めた。
そんなゆったりとした会話をしながら食べ進め、全員が食べ終わった。
あ、行っちゃった…
そうして、俺たちは各々部屋に戻った。
【side: ???】
<食堂>
やっと…殺す準備が整った…
随分、苦しそうにしているみたいだ…
今すぐ楽にしてあげよう…
ザシュッ
<霊野優也の個室>
…え?












































編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。