第34話

さんじゅうさんわ。
603
2021/04/24 12:00









「…あなた」




「あなた」
善逸
善逸
あなた!
あなた
わっ‪Σ( ˙꒳​˙ ;)
善逸
善逸
おはよう( *´꒳`* )
あなた
⁄(⁄ ⁄•⁄ ⁄•⁄ ⁄)⁄
(寝顔見られた…)
善逸
善逸
(チョー可愛かった笑)
善逸
善逸
昼寝?
こんなとこで寝てると
変な男寄ってくるぞ?
あなた
わ、私なんかにそんな…
善逸
善逸
いーや!
あなたは可愛いもん
あなた
(よくもうこんな恥ずかしいこと言えるよ)
善逸
善逸
寝不足?
疲れてるの?
あなた
うん…昨夜任務あってさ
仮眠は取るつもりだったけど
友達と話してて時間作れなくて…
善逸
善逸
じゃあ部屋連れてくよ( *´꒳`* )
あなた
え…!?
いい、いいよ!⁄(⁄ ⁄º⁄Δ⁄º⁄ ⁄)⁄
あなた
ちょ、降ろしてぇ!
善逸
善逸
二回目だな笑
( ¯∀¯ )ニヒヒ
善逸
善逸
別に、寝てても良いよ?
クスクス(*^^*)
あなた
もう…っ⁄(⁄ ⁄>⁄-⁄<⁄ ⁄)⁄






……
善逸
善逸
よいしょ(」・ω・)」
あなた
良いっていったのに…(⑉´• •`⑉)
善逸
善逸
(*^^*)クスクス
あなた
…(*`н´*)
善逸
善逸
…で、その友達って?
あなた
茜ちゃんって言うの
善逸
善逸
(聞いたことないな…)
あなた
記憶なくす前まで親友だったみたいで
善逸
善逸
その子も鬼殺隊?
あなた
ううん、違う













私の両親は、鬼に殺されたそうだ。









私の鬼への怒り憎しみは、
霞柱様のように体で覚えているのかもしれない。









あ、そうそう
あなた
彩桜あおいって、しってる?
善逸
善逸
彩桜?
善逸
善逸
知ってるよ、アオイちゃ…
あなた
あ…そうなの同じ名前の男の子
善逸
善逸
男?
知らないけど





彩桜と茜、私の三人で親友だったそう。


東京では外れた端の町だけど、家が近くて
幼い頃から良く一緒に遊んでいた。















夜、私の家に鬼が来て、
私は目の前で両親を殺されたそう。











私の家から聞こえた悲鳴に、
夜中家まで駆けつけてくれたのが彩桜。














11歳の、春。




彩桜が逃がしてくれなければ、私は死んでいた。






そしてまた、風柱様が鬼を斬ってくれなければ、









私達は死んでいた。

善逸
善逸
茜ちゃんが、その話を?
あなた
うん…
私だけ気付いてあげられなくて
ごめんなさい、って何度も
善逸
善逸
そっか…
あなた
なんか…眠気覚めちゃった(*´˘`*)
善逸
善逸
うん、分かった
ちょっとお水持ってくるな( *´꒳`* )
あなた
ありがとう
善逸
善逸
それからもっと聞かせて、あなたのこと
あなた
(°▽°)うん!

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