第13話

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2025/11/17 10:05 更新




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あー、そうだったんか

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罰ゲームだとは思ってたけど、いじめられてるやつ助けるためにやってたんか
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かっけぇじゃん、w



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いや別に、そんな大したことじゃないよ、笑

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…ただ、俺なんかと仲良くしてくれる子だから、嫌な思いをしたりしてほしくないだけ
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その子、転校しちゃうし



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転校…
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それは残念だな、



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うん、
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それで…咄嗟に "はい" って答えちゃったけど
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俺も、正直なんでそう答えたのか分からなくて…






言葉を選んでいると、いるまが俺をじっと見つめていた





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らんは、俺と付き合うの嫌?







突然の質問に言葉を失う









恋愛経験のない俺にとって "付き合う" というのは、とても
ハードルの高いものだ







こんな曖昧な気持ちのまま付き合ってしまっていいのか




いるまにも迷惑がかかるんじゃないのか







そんな考えが頭の中を駆け巡っていく




















…でも、俺は


















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…嫌じゃない、かもな




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なんだそれ 笑






曖昧な返事をした俺に、いるまが楽しそうに笑いかける








俺は下手な笑顔を顔を作りながら、言葉を探す










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失礼かもしれないけど、ちょっと面白いかも…
とは思ってる
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三つの条件だっけ、世間一般で言う恋人として付き合う訳じゃないんだろ?
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擬似恋人、っていうのかな
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好きにならないのが条件なんだし、いるまが嫌じゃないんなら、いいかもね






まとまった考えをようやく告げた時には、いるまは俺の机に
頬杖をついて笑っていた











その笑顔に、少しだけドキッとしたのはきっと気のせいだろう







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じゃあいいんじゃねぇの?
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あー、でもなつが心配するから表向きでは
ちゃんと恋人同士ってことにしとこうぜ
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なつにもあの条件は伝えてなくて

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んじゃ、今日から正式に恋人ってことで

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ん、りょーかい、笑












俺たちはその日、おかしな取り決めをかわした


















条件付きの恋人として、付き合うことになった

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