劇の練習中のことだった
突如教室に現れた会長に呼び出され、一度廊下に出る
振り返った会長の顔は、真剣な表情だった
つまり、七不思議だけど怪異を倒して来校者を守ってほしい、と言われているのだろう
私とお兄様は教室に戻る
あの人はなんでそんなことの為に呼び出したのか
まず、私は元々怪異を倒したりしてる
お兄様は怪異を嫌うので、喜んで協力する
なら、どうしてわざわざ言ったのか
会長ならあり得るかもしれない
これが『不安』と言うのかはわからないが
学園祭前日
私達のクラスはリハーサルをしていた
私は返事をしてそちらへ向かう
私は一度舞台袖に入り、衣装を着てみる
しれっと怖いことを言っている気がしたが…
赤根さんは衣装係の子の方へ走って行く
お兄様は呼ばれた方へ行ってしまった
お兄様に声をかけ、教室を出て廊下を走る
後ろで2人が話していた
そうして、今日は珍しく平和な生徒会だった
会長はピリピリしてたけど






















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!